ヤンキースからフリーエージェント(FA)となった黒田博樹投手の動きが見えなくなっている。
現役引退や日本復帰、イコール広島復帰の可能性もある中、米国メディアは「去就の決断は年明け1月か…」とも報じている。
ヤンキースはすでにクリス・カプアーノと再契約。”黒田なし”を想定して先発の持ち駒を揃えはじめた。一方、黒田獲得の最右翼だったドジャースも着々と先発投手を補強。黒田の線はなくなった。
よって今はヤンキースが「黒田の返事待ち」を表明している。だが、その”待ち時間”がすいぶん長い。
現在、黒田は日本にいる。「広島の街中で元コーチの〇〇さんと食事していた」などの”目撃証言”は多数ある。
そして今オフ、広島にUターン移籍した新井貴浩の存在。2007年オフ、同時に広島をあとにした二人がこの時期、情報交換していることは容易に想像がつく。
新井は世間を”あっと言わせる”広島復帰を瞬く間にやってのけた。
一方でメジャー流出の可能性が高かった広島の今のエース、前田健太はポスティングを使わずチーム残留が決定的となっている。
前田と黒田が同じシーズンに立つことはまずない、と思われてきたマツダスタジアムのマウンドに二人の影が躍る日は果たして来るだろうか…。
10月に一時、広島にも戻っていた黒田は今回再び帰国していたがもうすぐ渡米する。
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