開幕前、優勝候補と言われていた広島が地元開幕のマツダスタジアムで2勝1敗のあと、横浜、名古屋遠征で6連敗を喫した。
5連敗で迎えた中日との第3戦。4-4で迎えた延長11回から登板した広島6番手の一岡が12回、一死満塁のピンチを招き代打小笠原に左前サヨナラ打を浴びた。
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やはり、マツダスタジアムビジターパフォーマンス席、ベイスターズファン締め出しのツケは大きかった。もちろん緒方新監督以下、現場とは無関係の出来事ではあるが、横浜スタジアムでベイスターズファンの”反撃”をモロに受け、大瀬良、野村祐輔、マエケンと表ローテの3人で第1戦6-7、第2戦4-7、第3戦延長12回2-3サヨナラ負け。
この3連敗ですっかり投打の歯車が狂い、ナゴヤドームに来ても期待のジョンソン先発で延長10回2-3サヨナラ負け、昨夜は黒田博樹をもってしても0-3完封負けを喫し、今夜は福井が6回2失点のクオリティスタートに成功したにもかかわらず延長12回4-5サヨナラ負けだった。
しかも四番としてここまで一番得点に絡んでした新外国人グスマンが脇腹を痛めて試合前に登録を抹消。ナゴヤドームに詰めかけたカープ女子の悲鳴とともに、緒方カープは開幕10戦目を待たずに非常事態となった。