プロ野球のオーナー会議が都内で開かれた。
侍ジャパンの事業会社設立準備小委員会が中間報告を行ったほか、統一球問題の不手際などで改革の必要性を迫られている日本野球機構の体制づくりについても事務局体制整備強化小委員会から提案がなされた。
会見に応じた熊崎勝彦コミッショナーは「これからの時代に即した体制にしないといけない」とコメントした。
なお、今から10年前の7月7日に行われたオーナー会議は、突如としてオリックスが近鉄を合併することが明らかになり大騒ぎとなる中、当時の西武・堤オーナーが「もうひとつの合併」が進んでいる、と発言。
一部オーナーが目指す12球団から8球団縮小へ向けての「球界再編」が一気に進行し、その後、近鉄消滅、プロ野球初のストライキ実施、楽天の参入、12球団体制の維持、交流戦の開始などセ・パ両リーグの協力体制強化推進、という経緯をたどった”過去”がある。