6月30日 △2-2(延長12回)DeNA、横浜スタジアム
通算38勝34敗3分け(巨人に3差の2位)
18時21分開始・4時間2分・3万1551人
相手先発 井納6回5安打無失点
本塁打 なし
一番ショート田中広
二番セカンド菊池涼
三番センター西川
四番ライト鈴木
五番サードメヒア
六番ファーストバティスタ
七番レフト高橋大
八番キャッチャー會澤
九番ピッチャー床田6回100球4安打1失点(自責1)
島内
中村恭H
レグナルトH
フランスア
一岡
遠藤
2017年8月22日の横浜スタジアム。5対2、広島リードの九回、先発の野村が筒香にライト場外へ2ランを運ばれたあと、救援した今村がロペスに同点ソロを許し、宮崎にサヨナラ弾を浴びせられた。
翌23日。九回、ロペスに同点ソロが飛び出し、迎えた延長十回、今度は中田が梶谷にサヨナラヒットを打たれた。
そして24日。4対3の八回に追いつかれ、九回は中崎。二死二塁で倉本の打球はセカンドへの弱い当たり…しかし、これがイレギュラーバウンドして、広島は3夜連続のサヨナラ負けとなった。
今回の横浜スタジアム3連戦。この日の引き分けで3連敗は免れたものの、そのショックの大きさは2年前と同等、と言っていい。前回は優勝マジックがつくかどうか、というタイミングで、今回は交流戦最下位からのリ・スタート。1敗の重みがまるで違う。
この3連戦のあと、DeNA・ラミレス監督のコメントは、大瀬良を攻略した第1戦が「Awesome game!」、サヨナラ勝ちの第2戦が「Great game!」、引き分けのこの日が「Amazing!」だった。
「Amazing!」は「Awesome 」と「Great 」の中間か?「Amazing!」な出来事とは、1点ビハインドの九回、二死三塁の場面で代打・佐野を送ったらそれが見事はまって右前適時打が飛び出したことを指す。マウンドには暫定守護神のフランスア…
「あのヒットは素晴らしかった。左腕投手から、佐野は今季初ヒットなんだ。いいタイミングで1本出てくれたね」がラミレス監督の”解説”である。
交流戦のフランスアが”その弱点”を露呈したことを、当然DeNAベンチは知っている。
6月20日のロッテ戦(マツダスタジアム)。やはり九回にフランスアは藤岡に同点適時打された。6月13日の日本ハム戦(札幌ドーム)では延長十回、先頭の西川に右越え二塁打を、続けて王柏融にも左越え二塁打を打たれている。
フランスアの快速球は大きな魅力で、右打者には外のチェンジアップが使えるが、左打者には外スラと真っ直ぐのコンビネーションになる。佐野に対してもスライダー2球でボールカウント1-1となって、真っ直ぐがショートバウンド。4球目のスライダーを狙われた。
前日には中村恭が宮崎にサヨナラ打を打たれているが、リードしていたのは同じ會澤だった。やはり真っ直ぐがショートバウンドして直後の真っ直ぐを力でセカンドの後ろに落とされた。佐野とは力対力の勝負を避け、かわすつもりがかわしきれなかったか。
なお、この日の広島の得点はメヒアの2ランによる2点だけ。九回には無死満塁の好機に會澤、代打・磯村が連続三振に倒れ一番に”戻された”田中広も二飛に終わった。
交流戦12球団最少得点に終わった広島の横浜スタジアムでの得点は3試合で計6点。そのうち適時打によるものは1点だけで、しかも磯村が第2戦で放った内野安打となっている。(ひろスポ!・田辺一球)
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