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2019年07月05日
編集部

メヒアの弱点突かれ広島貯金ゼロ、「逆転のカープ」は死語?相手先発がマウンドを降りる時点でリードしないと100パーセント勝てない現実

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7月5日 ●1-3 阪神、甲子園
通算38勝38敗3分け(巨人に7差の2位、3位のDeNA、阪神と0・5差)
18時分開始・3時間2分・4万5028人
相手先発 岩田○6回2安打1失点
本塁打 なし

一番セカンド菊池涼
二番センター西川
三番ファーストメヒア
四番ライト鈴木
五番キャッチャー會澤
六番サード小窪
七番レフト高橋大
八番ショート田中広
九番ピッチャー大瀬良●(15試合6勝6敗)6回104球6安打3失点(自責3)
菊池保
レグナルト

広島は6連敗で貯金ゼロ。東京ドームでは巨人が丸の15号3ランなどでDeNAに競り勝って6連勝。よって広島は首位まで一気にゲーム差7と引き離され、同時に借金1の阪神とDeNAにほぼ横一線で並ばれた。

先発の大瀬良はここ2試合でホームラン7発を浴びる異常事態。上体の開きなどを修正して甲子園のマウンドに上がったが、二回、先頭のマルテに同点ソロを許すと続く六回には糸井に2点適時打されこれが決勝点になった。

”打たれ出したら止まらない”のが今の大瀬良だが、それにしても今回の2失点はもったいない。

先頭の近本にセーフティバントを決められると、続く糸原の送りバントは小飛球となって大瀬良とファーストのメヒアの間にポトリ…これを両者が一瞬譲り合い次の瞬間には接触。ファーストベースカバーの菊池にはメヒアが投げたが完全にセーフだった。

メヒアは確かに二軍では一、三塁をともに守ってきてはいるが、一軍と二軍では勝手が違う。リーグ戦再開後、これで7試合続けてスタメンに名を連ねる中で、5試合続けてサードだったからファーストはこれが2試合目。

当然、相手も本職の小窪が固めるサードより、メヒア側を狙ってくる。近本のバントはメヒアが捕球した時点でもう間に合わず。ファーストベースもがら空きだった。

大瀬良には申し訳ないが、メヒアの守備の分までカバーしないと、けっきょく自分の首を絞めることになる。

そのメヒア。打撃を買われての三番起用はこれで3試合連続ノーヒット。予想通り2日続けて一番に入った菊池涼もブンブン振って4の0だから得点力は上がってこない。

相手は広島戦で過去4シースン、13試合連続勝てていない岩田だったのに、終わってみれば6回でわずか2安打。二回に田中広の犠飛で1点を取るのが精いっぱいで、先のヤクルト3連戦に続いてまた先発に白星をプレゼントした。

もう一度、交流戦明けからの広島の戦いを簡単にまとめてみると…

DeNA戦  ヤクルト戦  阪神戦
●3-13    ●1-3   ●1-3
●1-2x   ●2-6
△2-2    ●2-7

相手は3点取れば勝率8割以上だから、相手先発もある程度、余裕を持って投げることができる。

さらに見逃せないのは広島打線が相手の二番手以降から得点できていないこと。7試合のうち先発以外の投手から得点できたのは延長引き分けに終わった6月30日のDeNA戦(横浜スタジアム)だけ。ビハインドの状況で相手が継投に入れば広島の勝率はゼロになる。

また上記7試合の計12得点のうちタイムリーによるものは3点(1点ずつが3度)しかない。タイムリーが2試合に1本も出ないようで、まともに勝てる訳がない。

交流戦でパ・リーグの各バッテリーによって、5月には最強を誇った打線をズタズタにされたばかりか、すでに二軍送りとなった野村、中崎らに続いて虎の子!の大瀬良までパ・リーグの各打者によっておかしくされた。

交流戦とはそういうもので、このタイミングで菊池涼を一番に据えたぐらいで問題が解決するはずもないのである。(ひろスポ!・田辺一球)

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