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2019年05月15日
編集部

令和最強の鈴木誠也、三冠へ浮上…センター返しの延長がサヨナラ弾

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チーム勝利最優先の鈴木、田中に抱きつき結束する!?

 

5月15日 ○9x-7ヤクルト、マツダスタジアム
通算21勝18敗1分け(阪神、ヤクルトと同率の2位浮上、首位巨人まで1差)
18時01分開始・4時間24分・3万1557人
相手先発 スアレス1回、2安打無失点
本塁打 鈴木12号①、13号②

一番センター野間
二番セカンド菊池涼
三番ファーストバティスタ
四番ライト鈴木
五番レフト西川
六番キャッチャー会澤
七番サード安部
八番ショート田中
九番ピッチャー大瀬良6回94球7安打4失点(自責3)
レグナルト
菊池保
中村恭
山口
中崎○(16試合2勝2敗2S)

前回登板で完投勝利の大瀬良は、ゲーム前の時点で防御率リーグ第2位の1・71。しかしいざ蓋を開けてみると、前日の野村同様、ヤクルト打線を前に本来の投球をできずじまい。

序盤3回で3点を失うと、六回にも山田哲、雄平に連打されたあと、セカンド菊池のタイムリーエラーという極めて珍しい形で4点目を失った。

さらに開幕から無失点登板の続く二番手のレグナルトも七回、3点を奪われて2対7。

どう見ても試合の主導権はヤクルトへ…?

だが、八回、先頭の鈴木がヤクルト6番手の五十嵐から放ったバックスクリーンへの12号ソロが、前夜に続く「逆転のカープ」のプロローグに…

九回、ヤクルトは抑えの梅野を投球したが、アウト3つを奪うのに要した球数は実に53。

先頭の野間は右直。菊池右前打、バティスタの三ゴロは太田がこの試合3つ目のエラーでアシスト役に。一、二塁となって粘る鈴木、ここは中前適時打。西川の右前打で満塁として途中からマスクをかぶる磯村が2点タイムリー。続く安部は10球目をとらえたがサードライナー…しかし田中が四球でまた満塁となり、午後10時前のマツダスタジアムはまさに騒然…最後は代打・小窪の押し出し四球で追いついた。

この間34分の猛攻は四番・鈴木を軸に、広島打線が繋がるとどんなことになるかを相手ベンチにまざまざと見せつけたかっこう。

そうなると必然的に決着は鈴木の出番ということに。延長十回、ヤクルト8番手の中尾は一死後、低目を意識し過ぎてバティスタに四球。フルカウントまで持っていった鈴木は甘く入ってきたフォークをバックスクリーン左に打ち込みその5分後にはお立ち台で「最高でーす!」と叫んだ。

なお鈴木は4月30日の時点では7本塁打、打率・311だった。

5月3日、マツダスタジアムでの巨人戦で45打席ぶりとなるバックスクリーンに令和第1号。

5月5日には巨人の山口から通算100号。

5月8日のナゴヤドームでは初回に10号ソロを放って大瀬良(完投勝利)を援護。

5月12日のマツダスタジアムでも初回にDeNA・京山のチェンジアップを拾って3ランを放ちアドゥワ(プロ初完投勝利)を援護。

令和になって13試合で6ホーマー。打率は・347まで上昇してセ・リーグ三冠、しかもこの試合、八、九、延長十回の打球の方向でも分かる通り、センターを中心に打ち返した打球がヒットの延長となって楽々、フェンスを越えていくという状況だ。

なお、チームの勝利最優先を貫く鈴木の三冠浮上に関するコメントは「正直、どうでもいいです」である。(ひろスポ!・田辺一球)

 

JBC

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