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2019年09月15日
編集部

エルドレッド氏の目に、広島の五回までの緩さはどう映ったか?坂倉、磯村、堂林らで後半猛反撃も1点及ばず、得失点差もまたマイナス計上

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エルドレッド氏(画像)の引退セレモニーの日、ヤクルトに1点差負けした広島、クライマックスシリーズのマツダスタジアム開催が遠のく…

9月15日 ●7-8 ヤクルト、マツダスタジアム
通算69勝66敗3分け(巨人まで6差、巨人の優勝M5、2位DeNAまで1・5差の3位)
18時開始・3時間42分・3万2392人
相手先発 田川5回3分の2、7安打1失点
本塁打 磯村4号②

一番センター西川
二番セカンド菊池涼
三番ライト鈴木
四番ファースト松山
五番レフト長野
六番キャッチャー會澤
七番サードメヒア
八番ショート小園海斗
九番ピッチャー塹江●(11試合1敗)3回3分の1、70球3安打4失点(自責4)

前夜、東京ドームでクライマックスシリーズ前哨戦並みの大接戦をモノにしたのに、移動日なしのマツダスタジアムでずいぶん緩い戦いになった。相手によって野球が変ってしまう。リーグ3連覇した時の広島には、決して見られなかった現象だ。

この日、引退セレモニーに出席するためVIP席からその経過を見守ったエルドレッド氏の目に、その姿はどう映っただろうか?試合後のセレモニーでは「フィールドに立っているその一瞬を大切にしてください」とナインにメッセージを送っていたが…

もう負けられない、と言い続けてけっきょく先週日曜日から2連勝のあと、●○●○●と負けたり勝ったり…

前日までで広島は得点、失点のシーズン合計がいずれも565。それがまたマイナスに転じた。

実はDeNAも得失点差はマイナスだ。しかし、DeNAのそれは今に始まったことではない。DeNAはマイナス計上でも白星を優先させる戦い方を知っている。

広島の昨季の最終得点は721と抜きんでていた。得失点差がプラマイセロに近い、際どい戦いの中で生き抜く術を、緒方監督もナインも身に着けてはいないだろう。

それにしても、この日の先発マウンドに”広島”はなぜ塹江を送ったのか?

2016年9月以来の大役を命じられた高卒5年目左腕は二回、先頭のバレンティンに四球を与え、雄平に2ランを許すと、続く村上の投ゴロを一塁に悪送球。ここは何とかしのいだが、四回には村上に四球を与え続く廣岡にはライトスタンドに運ばれた。3回3分の1で4失点。四球から自爆して即交代となった。

五回を終わって0対8…

それでも六回から広島は反撃に転じた。

代打からの途中出場で2安打を放った坂倉。プロ初登板のケムナの出番(七回)に合わせて途中からマスクをかぶり2ランと適時打を放った磯村。菊池の代走から入り九回先頭打者ヒットを放った曽根。3日前のサヨナラ打で輝きを取り戻しつつあるそのバットで、やはり九回に代打適時打した堂林。

こうした面々が奮起して六回に1点、七回に4点、九回に2点を返し、ついに1点差としてなお二死一、二塁。しかし最後は小園がマクガフの前に空振り三振に倒れてゲームセット。やはり8点も取られていては、勝てるものも勝てなくなる。

これで広島は69勝66敗3分け。DeNAは69勝63敗3分け。DeNAより残り試合が3つ少ない広島は負け数では3つ多い。

両者の直接対決は水曜日の1試合だけ。ぎりぎりのところで踏み止まらないといけないカープナインは、エルドレッド氏の応援歌にある「無限のパワー」をしっかり引き継げているだろうか?(ひろスポ!・田辺一球)

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