8試合連続二けた安打、4連勝中の広島がDeNA先発三浦の前に散発5安打。菊池の22試合連続ヒットで作った四回の無死一塁はその後、ロサリオを併殺に仕留めてピンチを脱し、五回の二死一、二塁では先発福井の代打廣瀬をフルカウントからボール球で三振に退けた。
7月13日のヤクルト戦からこれで5連勝となった三浦の巧みな投球に”矛先”をかわされた広島打線は八、九回もDeNAの継投にかわされて6月13日の西武戦(西武ドーム)以来、47試合ぶりの完封負け。
しかも4安打のDeNAに犠牲フライ2本で試合の主導権を握られる悔しい試合展開となり、チームの連勝も4で止まって首位巨人追撃ムードに水をさされた。
なお広島の福井は前回、2インニングで降板した巨人戦から中3日で先発して2失点4回降板。野村監督の非常采配が今後のチームに与える影響が気になるところではある。