広島対阪神24 回戦(広島10勝13敗)午後6時、マツダスタジアム、予告先発は、広島・大瀬良(10勝7敗)、阪神・能見(8勝13敗)
広島は2位確定とマツダスタジアムでのクライマックスシリーズ初開催を賭け阪神との最終戦に臨む。
条件は勝つか引き分け。しかし自力2位のなくなった阪神も必死。広島・大瀬良、阪神・能見の予告先発は8月23日のマツダスタジアムと同じ顔合わせとなる。
この時は大瀬良が四回で先に降板。試合は0-0のまま八回に入り、會澤が能見の低目真っ直ぐを左中間スタンドへ運ぶと、菊池は高目の球を左翼場外までもっていった。今夜も菊池のバットがカギを握る。
前回、広島が2位になったのは1995年。三村監督就任2年目のシーズンだった。前田がアキレス腱を切った年でもある。
金本がレギュラーに定着して24本塁打、緒方、野村が機動力野球を展開して江藤は39本塁打、106打点の二冠王。翌年あたりから、三村監督自身のネーミングによる「ビッグレッドマシーン」が火を噴いて、1996年には一時、首位を快走する強さを見せつけた。
その緒方、野村の二枚看板が今夜は監督、野手総合コーチとして「19年ぶり」の重い扉を押し開こう、というのだからベンチの二人にも大注目だ。