今季のリーグ優勝とクライマックスシリーズファイナルステージ進出を”わずかのところ”で逃した広島が10月20日、緒方監督の下で再スタートを切った。
午前10時、曇り空の広がるマツダスタジアムには、みやざきフェニックス・リーグ参加メンバーや広島県廿日市の大野練習場で練習を続けるメンバー以外の投手陣、野手陣25人が集合。全員でアップを行ったあとは、野手だけ、投手だけがグラウンドを利用する時間を作り、効率よくおよそ4時間の練習を行った。
今季全144試合に出場してセ・リーグを代表する内外野手に成長して菊池と丸も元気に練習に参加して4人ひと組で外野フェンス沿いをダッシュするハードなメニューも最後まで笑顔でこなした。
投手陣は前田健太、野村祐輔、大瀬良、中田、一岡、篠田、福井ら計8名でキャッチボールや強化メニューに取り組んだ。
注目の緒方監督は練習の途中でテレビカメラを取材を受け、その後は遠目に選手の様子を見守る、といった感じの控え目な動き!?に終始した。ただ、途中で前田健太とはかなりの時間、言葉を交わした。
広島の秋季練習は5勤1休で続けられ、11月には宮崎県日南市で秋季キャンプを行う予定。
緒方監督のコメント「これまでやってきた野球を続けて、そこにプラスアルファを加えたい。きょうは久しぶり(の練習)だったので下半身に負荷をかけるメニューを多めにやりました」