浦和レッズへの移籍報道が続くFW石原直樹のサンフレッチェ広島退団が決定的になった。
広島市内で12月8日、夕方から開催された「2014株主・スポンサー感謝の夕べ」に石原の姿を見ることはできなかった。
同イベントの前にシーズン総括の記者会見した森保監督はチーム編成について聞かれると「与えられている状況の中、いる選手で勝っていくスタンス。来年も素晴らしい選手がサンフレのユニホームを着て戦ってくれる。広島でやっていきたい選手で戦う」とコメントした。
広島から浦和への移籍はDF森脇、GK西川に続いて3年連続。ペトロヴィッチ監督の浦和”移籍”以降、広島経由も合わせてMF柏木、DF槙野、FW李忠成の3選手と合わせて今回で選手”だけ”で合計6人。「サンフレッズ」と揶揄されても広島育ちにこだわる浦和の方針は不変のようだ。
石原は2012年に広島入りしてリーグ2連覇に貢献し4月には日本代表候補にも招集された。今季はリーグ戦29試合で10得点。佐藤寿人、高萩とのトライアングルでゴールを決める形がチームの形だっただけに石原の抜けた穴をどうするか?森保監督は思案のしどころ、となる。
広島の今季のJ1リーグ得点者は以下のとおり。
佐藤寿人 29試合、11得点
塩谷 32試合、6得点
高萩 32試合、3得点
皆川 18試合、3得点
柏 29試合、2得点
野津田 18試合、2得点
山岸 15試合、2得点
水本 34試合、1得点
千葉 30試合、1得点
青山 25試合、1得点
柴崎 22試合、1得点
森崎浩司 21試合、1得点