広島残留を宣言した黒田に敬意を表して誕生した「黒田の男気弁当」(広島駅弁当株式会社)は旧広島市民球場時代の広島の応援に花を添えた。
黒田博樹の広島復帰を受け、広島は文字通り街中が沸いた。広島県の湯崎英彦知事がツイッターで即座に反応したのを筆頭に、スポーツ界はもとより政界・財界とも歓迎ムード一色になった。
と同時に今や全国のカープファンの心をつかんでやまないカープグッズ関連企業、関連製造元なども年の瀬にもかかわらず一気にヒートアップしてきた。
今や当たり前のように売られているカープ弁当、選手弁当の”元祖”もやはり黒田で、2007年発売の「黒田の男気弁当」、その濃厚な味わい!?にファンは涙した。
広島東洋カープは12月27日(土)が仕事収めだったが、新聞報道で黒田復帰を知ったファンから年間指定席予約の電話などが相次いだ。
もちろん球団担当者もこれまで蓄積してきたノウハウを駆使してのグッズ開発などに着手。2月1日には背番号15のレプリカユニ、Tシャツ、タオルマフラーを発売することも決まった。
広島は今季、前年比21・7パーセント増となる190万4781人を動員。球団記録を塗り替えたばかりだが、カープ女子人気に黒田人気が加わることで球団史上初の200万人台突破も夢ではなくなってきた。