12月27、28日に三次カルチャーセンターで行われた第10回中国フットサルリーグチャンピオンシリーズで、フットサルの全国トップリーグ「Fリーグ」入りを目指す広島エフ・ドゥが優勝した。
広島エフ・ドゥは来年2月20日~22日に行われる全国大会、地域チャンピオンズリーグに出場する。
中国フットサルリーグチャンピオンズシリーズの試合結果は次のとおり。
12月27日(土)
広島エフ・ドゥ5-0広島DLLC/PIVOX(前半3-0)
【得点者】
1′ 川田尚幸 (エフ・ドゥ)
1′20″ 三宅研司 (エフ・ドゥ)
9′ 井城賢太 (エフ・ドゥ)
24′ 一村怜文 (エフ・ドゥ)
31′ 田中健次郎(エフ・ドゥ)
12月28日(日)
広島エフ・ドゥ4-0LETIZIA(前半2-0)
【得点者】
0′30″ 井城賢太 (エフ・ドゥ)
10′ 三宅研司 (エフ・ドゥ)
30′ 三宅研司 (エフ・ドゥ)
38′ 三宅研司 (エフ・ドゥ)
SOCIO1-3広島エフ・ドゥ(前半0-0)
【得点者】
24′ 川田尚幸 (エフ・ドゥ)
26′ 喜多村優 (エフ・ドゥ)
38′ 中内雄太 (SOCIO)
38′ 川田尚幸 (エフ・ドゥ)
平和のまち、ひろしまからスポーツを通じた地域貢献を…。
広島エフ・ドゥは次のような目的をもって1999年11月に発足し、現在はFリーグ準会員リーグに参戦している。
「いつでも、どこでも、だれとでも、いつまでも」をキャッチフレーズに、フットサルを中心としたスポーツを通じて地域や社会に貢献する。また、中国地域のフットサルおよびスポーツの発展と普及をめざすとともに、平和都市ひろしまにあるチームとして自覚ある活動を行っていく。
選手と同じ目線で見るフットサル、迫力満点…
フットサルの魅力は何といってもそのスピード感。そしてアクロバチックな個人技。サッカーの4分の1ぐらいの大きさのコートで、5対5でプレーするためその運動力はすさまじく、選手交代のタイミングやコート上の選手同士の”つばぜり合い”が試合の流れを大きく左右する。
また、試合終盤ではGKなしの5人攻撃で相手のゴールマウスを力で押し開きにかかるなど、最後まで息つく暇のないほどの展開がスタンドの目をくぎ付けにする。
広島県内にも数多くのアマチュアフットサルチームがあり、それぞれ週末にゲームを楽しむなど、その輪はどんどん広がりつつある。
プレーする立場に回った場合、その最大の魅力は、性別、年齢に関係なく楽しめること。Jリーグの試合などでよく見かける接触プレーは禁止されており、より安全にプレーできるばかりか、女性には嬉しい!?シェープアップ効果も期待できる。
広島市内にもフットサルが楽しめる施設が複数あり、それぞれ独自のイベント開催やサービス展開に知恵を絞っている。アイフット宇品もそのひとつ。来年1月早々から初心者向けの大会開催などが企画されている。
www.i-fut.com/tournaments/detail/68/
広島エフ・ドゥはこうした広島のフットボール界のピラミッドの頂点として、広島県と中国地域のフットサルレベルの向上をはかることも目標のひとつに掲げている。次回の公式戦は来年2月24日(土)、25日(日)に山口県の萩市民体育館であるPUMA CUP全日本選手権中国大会。
広島エフ・ドゥを応援して熱くなり、自分たちのフットサルチームでまた熱くなる。そんな風景に、来年もたくさん出会えることになりそうだ。