広島ドラゴンフライズは4月3日、2016年に新設される男子バスケットボール新リーグの1部参入を目指し参入申請を行ったことを受けて、新たにチームの支援を後押しする「ファンダー」の募集を開始すると発表した。
統合を主導する日本バスケットボール連盟「JAPAN2024タスクフォース」(川渕三郎チェアマン)の示す入会基準を満たすには、財務体質のさらなる強化が必要で、そのためには地域とのパイプをより強固かつ親密なものにすることが欠かせないと判断した。
「ファンダー」は個人が3万円から、法人が5万円からとなっておりさまざまな特典が用意されている。
募集期間は6月30日まで、インターネット申し込みのほか、4月6日からはマリーナホップ内のオフィシャルショップでも受け付ける。
個人ファンダー・法人ファンダー募集のお知らせ
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バスケットボール国内男子リーグの統合を目指す新リーグは来年10月にスタートする。これまで遅々として進まなかった統一リーグ構想は2020年東京五輪開催を見据える川淵チェアマンの現場への直接の関与が強まるにつれ一気に動き出した。
新リーグ参加を希望するクラブは4月3日より申請を開始。初日だけでNBLとTKbjリーグの計24チームが申請を済ませ、広島ドラゴンフライズも申請を行った。NBLはこの時点で6チーム。NBL2部が2チームと新規参入の1チーム。TKbjリーグは新規参入1チームも含めて15チーム。申請期限は4月末まで。
4月1日にbjリーグへの参入を表明した広島ライトニングについては、タスクフォース内でその扱いが検討されている。
現時点でほかにも18チームが参加の方向で調整を進めている。
新リーグを運営する一般社団法人「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ」の設立もこの日、東京都内であった。理事長には川淵チェアマンが選出された。各チームの参加申請はこの記念式典の中で公開で行われた。