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2015年04月29日
編集部

対DeNA戦の開幕からの連敗4でストップ、さすがはマエケン、打線も奮起

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マツダスタジアム
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マウンドのマエケンや打席の新井貴浩、田中らに熱い声援を送り続けたライトパフォーマンス席

 

開幕からDeNAに4連敗中だった広島が超満員のマツダスタジアムでファンの声援を背にDeNAに9対2で快勝した。

初回に5点、二回にも1点の援護を受けた広島先発の前田健太は六回までゼロを並べた。ロペスの強烈な打球が足と手付近をかすめた七回、その影響もあってか2点を失いさらに一死二、三塁…。三塁パフォーマンス席のベイスターズファンから「広島倒せ!」の大合唱が起こる中、後続を退けると八回まで投げてきっちり試合を作った。

これまでの5試合で合計5点の援護点しかもらえなかったエース右腕は「野手の方にたくさん助けてもらったので嬉しい」とお立ち台で笑顔を見せた。

広島打線で目を引いたのは初回に先制適時打した新井貴浩。四番に固定されて9試合目になるが初回、DeNA先発高橋尚の立ち上がりを攻め、右前に先制適時打。緒方監督も「打線はいい攻撃を見せたが特に新井」と名前を挙げた。

また一番を打って4試合目の田中がホームランが出ればサイクル打の活躍を見せ、先制、中押し、ダメ押しのホームを踏んだ。

広島の一番打者が3得点をマークするのは今季初。前田とともにお立ち台にあがった田中は「きのうなかなか打てなかったので思い切っていこうと。勢いづけられるバッティングをしようと思ってました」と完封負けした前日の借りを返したことをファンに告げ「明日が大事だと思うんで明日打ちます!」とさらなる投手陣への援護を誓った。

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