先週、レバンガ北海道戦でホーム初勝利をマーク、連敗も5で止め勢いに乗るはずだった広島ドラゴンフライズが11月7日、アウェーの西宮ストークス戦でまたしても手痛い1敗を喫した。
しかも相手は開幕から8連敗中…。ところが第1ピリオド、畠山俊樹にスリーポイント3本を確実に決められるなど一気の13得点を許していきなり12点のビハインドとなった。
第2ピリオドから故障明けのチームの大黒柱、竹内公輔がシーズン初のコートへ。
前半は39-50と11点のビハインドで折り返し、第3ピリオドから追い上げ開始、第4ピリオドは残り4分で4点差に追い上げたが、大事なところでシュートが決まらず、白星の計算できるはずのゲームをモノにできなかった。
1位のリンク栃木ブレックスは7勝0敗、2位のトヨタ自動車アルバルク東京は8勝1敗、昨季優勝チームで3位のアイシンシーホース三河も8勝1敗、東芝ブレイブサンダース神奈川も7勝2敗。この4チームが現在、頭ふたつ抜け出している。
NBLラストシーズンに「優勝」を目標に掲げて戦う広島ドラゴンフライズは、上位との差を考えれば下位チームとの戦いを確実に拾っていく必要がある。予想されたこととはいえ開幕から1カ月で早くも緊迫した状況になりつつある。
広島ドラゴンフライズ80-88西宮ストークス
1P 20-32
2P 19-18
3P 25-22
4P 16-16
会場:加古川市立総合体育館
【スターティングメンバー】
広島:#2 朝山正悟、#7 坂田央、#18 鵤誠司、#35 ドミニカス・ミルカ、#44 栗野譲
西宮:#8 中務敏宏、#15 根来新之助、#19 梁川禎浩、#32 畠山俊樹、#54 ダバンテ・ガードナー
広島ドラゴンフライズ STATS
【得点】
#18 鵤誠司 18点
#2 朝山正悟 17点
#10 竹内公輔 10点
【リバウンド】
#35 ドミニカス・ミルカ 9リバウンド
#21 シャノン・ショーター 7リバウンド
【アシスト】
#18 鵤誠司 4アシスト
西宮ストークス STATS
【得点】
#54 ダバンテ・ガードナー 33点
#32 畠山俊樹 20点
#15 根来新之助 15点
【リバウンド】
#54 ダバンテ・ガードナー 12リバウンド
#15 根来新之助 7リバウンド
【アシスト】
#32 畠山俊樹 9アシスト