ACL開幕前日練習で、俺が1点…という感じのポーズを見せる浅野拓磨
サンフレッチェ広島がJリーグ開幕前に危機に直面した。
地元広島に山東魯能(中国)を迎えてあす2月23日、ACL開幕戦を迎えるサンフレッチェ広島は2月22日午前10時から広島市内でおよそ1時間30分の調整を行った。
しかしピッチに佐藤寿人の姿はなし。なお足の甲打撲のミキッチも別メニューだった。
佐藤寿人の状況を聞かれた森保監督は「精密検査の結果待ち」と返答
その後、昼過ぎから行われたホーム側の会見で森保監督は佐藤について「きょう精密検査を受けている」と発表。20日のゼッロクス杯で先制ゴールをあげた際に痛めた足の状況しだいでは長期離脱…、も考えられる。
一方で、ゼロックス杯でともに途中出場した浅野拓磨とピーター・ウタカは中1日にもかかわらず明るい表情で練習をこなした。
背番号10をつけ「チームの中心選手になれるように」と話す浅野と、「日々、進歩することを目指している」というウタカの存在感がにわかに増してくるシーズンの幕開け。
会見に臨んだ青山は「カウンター」への警戒感も口にした
2年ぶりにACLに臨むチームの「成長部分」を聞かれた青山主将は「層の厚さ、2チーム分の戦力を持てていると思うのでそれをあす、証明したい」と公式会見で言いきった。
明るい表情で水本とアップする浅野
浅野拓磨の練習後のコメント
チームとして(ゼロックス杯で)いいスタートが切れた。ACLもタイトルを狙っているのであすのゲームが大事。個々の能力や強さがJリーグと違う。それにどう挑むかといえばやはり駆け引き。広島のサッカーを表現できればボールも動くと思うし、まだわからないけどシャドーで出たらどんどん出して、動いて、出して、動いて、裏が空いていればどんどん突いていきたい。(ACLは個人的には)まだ得点がないので取りたいけど、フォワードとして勝利に貢献できるようにしたい。