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2016年04月08日
編集部

金本タイガースは緒方カープを潰しにかかってくる、最初の手合せがいきなりサヨナラゲームで、あすの黒田博樹対金本阪神はシーズンを占う対決に…

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緒方監督
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阪神金本監督との同級生対決で「真っ赤」に燃える広島緒方監督

 

阪神が広島にサヨナラ勝ちした。七回までは広島の新人、横山弘樹の前にわずか2安打。初回の江越のソロによる1点のみに抑えられ、八回も広島二番手、ジャクソンの前に3者凡退…。

1対2のまま迎えた九回、広島の抑えを任されている中崎の前にヘイグが倒れてワンアウト。敗色濃厚となる中、福留、ゴメスの連打(それぞ代走荒木、大和)で一、二塁とすると鳥谷のボテボテの投ゴロ安打が相手の送球ミスも誘発して土壇場で同点!続く西岡がサヨナラ打して、お立ち台では「サボり大魔王と(監督に)言われ続け、いつかは西岡が活躍したと言ってもらえるよう…」と超満員のスタンドの笑いをとったあと言葉に詰まって温かい拍手を浴びた。

開幕から西岡を起用し続け、この日は二番に据えた江越がいきなり2試合連発。投手起用では七回で能見を降板させ、歳内、高宮、高橋の投手リレー。

やることなすことうまくハマって、甲子園開幕戦勝利を手にした金本監督の姿は、三塁ベンチの緒方監督、あるいはファーストを守りながら一塁ベンチの”気”を感じていたはずの新井貴浩の目にはどう映っただろうか?

特に現役時代、赤いユニホームで11年年間、ともに外野を守った緒方監督。様々な運命の糸が絡み合い、こうして同い年の監督同士の激突となったからには指揮官として1年先輩の立場として今シーズン、絶対に負けるわけにはいかない立場にある。

しかし金本監督の方も「1年生監督」とはとても思えないオーラを発しながら開幕から白星を重ね、この日の勝利で単独首位に浮上した。勝手に想像するに、古巣を叩くことに金本監督は特別な思いを抱いているのではないか?そんな思いが声に出さずともコーチやナインにも浸透しているとするならば…。

あす、広島の予告先発は開幕から2連勝中の黒田博樹。現役時代、金本監督は右手1本で黒田の快速球を打ち砕いたこともある。

2004年8月3日の広島市民球場でのことだった。打たれた黒田はアテネ五輪に出場するため翌日から広島を離れることになっていた。無念さのあまりそのままベンチで顔にタオルをかけ涙を浮かべていた。

その黒田が「1球の重み」を胸に、金本阪神相手にどんなピッチングを見せるのか?昨季、長いペナントレースで一度も貯金できなかった広島は、今夜のサヨナラ負けで貯金ゼロ。黒田は当然、甲子園での第2戦の重要性を十分認識してマウンドに上がるだろう。

すいぶん早いようでもあすの黒田+2000本カウントダウンの新井貴浩の緒方広島と金本阪神の激突は、互いのシーズンを占う上で大きな意味を持ってくる。試合後に金本監督が言った「ドラマのような試合」がこの先も続く可能性、大である。

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