試練の時を迎えている、アンジュヴィオレ広島
2016プレナスなでしこリーグ2部、第5節(4月24日、J-GREEN堺S1メインフィールド)
アンジュヴィオレ広島が開幕戦引き分けのあと4連敗を喫した。勝ち点1のまま最下位。首位を行くノジマステラ神奈川相模原は5戦全勝で勝ち点15。2位のちふれASエルフェン埼玉は勝ち点13。
なでしこリーグ2部は10月中旬まで全13節の長丁場だが、5戦を終えたアンジュヴィオレ広島は上位2チームに大きく引き離され、1部昇格は現実的には困難になってきた。
第3節のノジマステラ神奈川相模原戦で6失点したディフェンス網は前節、ニッパツ横浜FCシーガルス戦でも2失点。そして、今季初めて加藤希を最終ラインでスタメン起用したこの日は、前節までの4試合で5得点だったセレッソ大阪堺レディースにも4点を許した。
前半14分、24分に立て続けに失点。しかし28分に第3節以来のFWに入った内山朋香がゴールを決めて1点差。さらにその6分後には頭で叩き込み一度は試合を振り出しに戻した。
しかし、後半17分と38分に失点して2-4に。アディショナルタイムに葛馬史奈のワンタッチゴールで1点差まで迫ったが、時すでに遅し、だった。
次節は中4日で4月29日、コカ・コーラウエスト広島スタジアムでのスフィーダ世田谷FC戦(午後1時キックオフ)。
スフィーダ世田谷FCは6位で1勝2分け2敗の勝ち点5。総得点は4で、総失点は5。
アンジュヴィオレ広島は総得点4、総失点はリーグワーストの13。
ホームでまずは待望の勝ち点3を奪い、勝ち点5までで団子レースの5位圏内への浮上を目指す。