天皇杯出場へあと1勝とした福山大学イレブン
サッカーの天皇杯全日本選手権県予選を兼ねる2016全広島サッカー選手権大会決勝トーナメント準決勝2試合が7月3日、広島県福山市の福山大学グラウンドで行われた。
第1試合の広島経済大学対SRC広島は昨年優勝の広島経済大学が0-2でSRC広島に敗れた。SRC広島は2年ぶり2度目の決勝進出で前回は優勝している。
第2試合の福山大学対富士ゼロックス広島は4-1で福山大学が勝利、4年ぶり7度目の天皇杯切符に王手をかけた。
大学関係者や家族らが見守る中での福山大学対富士ゼロックス広島の一戦は、猛暑の影響もあってか結果的には運動量に優る大学チームが社会人チームを振り切った。
富士ゼロックス広島には元福山大学主将2名を含む4名のOBが在籍。そのうち半田翔一と峯恭平のふたりがスタメン出場して、古巣に挑んできた。
猛暑の中の消耗戦
福山大学は立ち上がりからボールを回してチャンスを作り、前半19分に加次がドリブル突破からのシュートを決めて先制。
前半33分にはOB半田のクロスからのヘディングシュートで同点とされたが、前半終了間際に林のドリブルからのシュートで勝ち越しに成功した。
前半で福山大学の両エースが揃い踏み。ただ、内容的にはもうひとつで、さらに後半早々、頼みの林レッドカードで一発退場…。
だが、これで逆に互いに声を掛け合い本来の動きを取り戻した福山大学は試合終了間際に平山と、途中出場の石橋のゴールで相手を突き放し、昨年、広島経済大学に延長の末敗れた決勝へと駒を進めた。
試合後、福山大学イレブンは勝利を報告
決勝は7月10日(日)、エディオンスタジアム広島、午後1時5分キックオフ。なおSRC広島にも、この日の広島経済大学戦でも活躍した、日高直、坪根毅士、山田帆久斗の福山大学OB3人がいる。
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