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2016年07月28日
編集部

中国新聞、またまた「第三の候補地」関連報道、しかし「第一」が消えて「旧広島市民球場跡地」が残っているから「第三…」ではなく「第二」では…

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広島みなと公園
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物流機能最優先の港湾に「賑わいはいらん」とする関係者の切実な訴えを、広島県も、そして国の関係者も聞かざるを得ないほど深刻な状況を、「広島みなと公園優位」(3者会談)の判断が作ってしまった、とひろスポ!では考える

 

中国新聞7月28日付25面に、広島商工会議所の深山会頭がサンフレッチェ広島側と松井市長、湯崎知事、同会頭の3者側との接点となる4者会談について「8月中に開きたい」とする記事が掲載された。

いたずらに4者会談の時期を先送りしている現状からして、それはそれで悪い話ではないが、でもそうとばかりも言ってはいられない。

記事の結びは次のようになっている。(要旨)

・サッカースタジアム建設場所は市長ら3者会談は広島みなと公園優位とし、サンフレは旧広島市民球場跡地での独自案

・それら以外の”第三の候補地”について、深山会頭は知事、市長との協議の上で「そういう話もしたい」と言った。

何度も言うが、もう広島みなと公園はスタジアム候補地から事実上外れており、あいまいな部分にものごとを委ねながら、「なし」となったものを「あり」と”仮想”ないしは”仮装”して発表を先送りにしている(あるいはあいまいなまま、第3の…というならそちらを検討…)というのがひろスポ!の見解である。

繰り返しになるが、宇品の現場や港湾関係者の間では「宇品はスタジアム建設候補地から消えた」が共通理解となりつつある。

中国新聞がいまだに「広島みなと公園優位」などとしているのは、本当にそのとおりでひろスポ!の認識が真逆なのか、中国新聞がみなと公園脱落を知らないか?知っていて市や県と足並みを揃えているだけなのか?の3つのうちのどれか、である。

あるいは「広島みなと公園優位」と紙面に掲載したあと、もし時系列で矛盾が生じたことがあとになって判明した場合、「優位」と考えていたが「実際はそうではなかった」的な解釈の違いでかわすつもりなのか…。

この記事は深山会頭の定例会見を受けてのものであり、地元局や他紙(28日付日本経済新聞広島版でも同様の記事掲載)も「第三の…」と報じてはいる。だが、中国新聞の場合は意味合いが違う。一貫してサンフレッチェ広島の旧広島市民球場跡地”進出”に否定的な報道を続けているから、である。

中国新聞が「第三の候補地」を連呼!?し始めたのは7月13日付の紙面からだ。

ここで深山会頭がサンフレッチェ広島の久保会長と1対1の面談を予定していることが紹介され、さらに翌14日付の紙面で見出しに「第三の検討案も視野」と見出しにしてダメ押し。

そのあと16日付紙面では、深山会頭が久保会長に「球場跡地がベスト」と言われた、という記事なのに、またその後半で「第三の候補地」として「中央公園自由・芝生広場」「広島広域公園」「広島サンプラザ」や「西部埋立第五公園」を名指しする念の入れようとなっている。

この話は深山会頭が、「久保会長は市内中心部と言っているが、それは旧広島市民球場跡地以外のことも含んでいるのかもしれない」という勝手な?憶測から始まり、あえなく「NO」と言われて終わったはずだ。

それにしても「第三の…」「第三の…」とちょっとしつこく繰り返し過ぎである。ちなみにサンフレッチェ広島のホームページには「第三の…」などとはまったく書かれていない。多くのスタジアム関連情報があるにも関わらず、である。

端的に言えば「第三の…」という言い回しは存在しない。「第一」だった広島みなと公園が脱落して、旧広島市民球場跡地が「第一」に昇格という流れだから、次に来るのは(来なくても良いのだが)「第二」ということになるのだが…

広島新サッカースタジアム取材班

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