プレナスチャレンジリーグ2014、第9節、アンジュヴィオレ広島対AC長野パルセイロ・レディース戦がコカ・コーラウエスト広島スタジアムで行われた。
広島市内は今年最高の30度を超える暑さとなったが、スタンドには700人近いサポーターが駆け付け熱い声援を送った。
なお、関係者によるとアンジュヴィオレ広島のホームでの集客力は同リーグトップクラス。
ちなみにスタジアムの入口はこんな感じ…
アンジュヴィオレ広島、前半セットプレーから先制!
AC長野パルセイロ・レディースは前節まで5勝1分2敗の勝ち点16の4位。しかし、総得点29はリーグトップで得失点差プラス18もリーグトップ。
対するアンジュヴィオレ広島は4勝4敗勝ち点12で現在8位。得点、失点ともここまで13で、得失点差は「ゼロ」。
相手の多彩な攻撃を前半からいかに封じて接戦に持ち込むことができるか?がカギとなるこの試合、メンバー表を見るとゴールランキング、ダイトツ1位(13得点)のFW横山久美(前所属は岡山湯郷Belle)がサブにもいないことが判明。
そうなると特にマークするのは橋浦さつき(4得点)と内山朋香(6得点)のツートップ…。
そして欲しいのは先制…。
迎えた前半10分、アンジュヴィオレ広島は右CKを獲得。MF武田裕季が蹴り、ファーポストに詰めたFW塩谷真理が頭ひとつ抜けたジャンプからヘディングシュートを決めて1-0。
ところがその1分後に相手陣内でボールを奪われ、サイドバックの戻りが遅れたスペースを突かれクロスを上げられると内山に頭で決めらて1-1…。
その後も果敢に相手ゴールに迫る攻撃を見せるが…
さらに右サイドからFW斎原みず稀(左端手前)が崩しにかかりクロスをゴール前へ…
試合は前半を1-1で折り返し、後半0-0のままホイッスル。
アンジュヴィオレ広島はチャレンジリーグ初の引き分けで勝ち点1を加えたが9位(全16チーム)に半歩後退した。
次回、ホームゲームは6月15日(日)午前11時から同スタジアムでのac福島戦。