100万人達成を伝えるマツダスタジアムの大型映像装置(トップ画像説明)
広島は6月30日の中日戦でマツダスタジアムに3万704人の観衆を集め、今季主催試合の入場者が101万7799人になったと発表した。
開幕から34試合目での100万人突破は球団史上最速で、昨年と一昨年の35戦目を上回るペース。
一昨年2015年には「黒田人気」が追い風となり、球団史上初の年間動員数200万人超えとなる211万266人の大台達成。25年ぶりにリーグ優勝した昨年も年間215万7,331人を動員した。
発売とほぼ同時に売り切れ続出となったマツダスタジアムの「チケット問題」は社会問題化。当然ながら当日券の発売はわずかで、特に交流戦では三次市であって地方球場開催が超満員なのは当然のこと、マツダスタジアムでの8試合もすべて3万人超えとなった。この勢いでいけば、昨年までをさらに上回る年間集客数が期待できそう。
全体で見てもマツダスタジアム開催分、32試合のうち3万人に届かなかったのは6試合だけという凄まじさ。
広島地方は6月29日夜半から豪雨に見舞われ、30日午後6時、プレーボールの時間を迎えても広島市には大雨警報が出されていた。幸い午後9時前の試合終了まで雨が降ることはなく、試合の方も8対3で広島の快勝。元気2位阪神に7・5ゲーム差をつけて、人気実力とも申し分のない状況となりつつある。
大雨警報が出された広島市上空とは対照的に熱気溢れるスタンド風景