練習で一番声の出ていた丹羽(左)とパトリックのホットラインで、大宮アルディージャの守りをどう崩すか?(トップ画像説明)
サンフレッチェ広島は8月26日、アウェーで大宮アルディージャと対戦する。大宮アルディージャは現在16位。J1残留圏内浮上(15位以上)を狙う17位のサンフレッチェ広島にとっては絶対に負けられない相手だ。
15位のコンサドーレ札幌はホームで12位のベガルタ仙台と対戦する。前節、サンフレッチェ広島に0-1のスコアで敗れた14位ヴァンフォーレ甲府は同じくホームで3位の川崎フロンターレと対戦する。
前節では、上の3チームが揃って負けたが、そうそううまくはいかないのが勝負ごと。だが、やはり期待してしまう。今節、明治安田生命J1リーグ第24節でサンフレッチェ広島が勝ち点3を取れば、コンサドーレ札幌、ヴァンフォーレ甲府の結果しだいで、サンフレッチェ広島は14位に浮上できる。
J1リーグ残留争い、現在の順位
順位 クラブ名 勝ち点 勝ち数 引き分け数 負け数 得失点差
14位 ヴァンフォーレ甲府 20 4勝8分け11敗 -13
15位 コンサドーレ札幌 20 5勝5分け13敗 -15
16位 大宮アルディージャ 19 5勝4分け14敗 -21
17位 サンフレッチェ広島 18 4勝6分け13敗 -15
18位 アルビレックス新潟 9 2勝3分け18敗 -33
サンフレッチェ広島は8月25日午前中、移動する前に広島市内でおよそ1時間の調整を行い、大宮アルディージャ戦に向けての準備を終えた。
11対11のゲームでは、前節と同じメンバーがビブスをつけたサブのメンバーと対戦した。
主力組(ビブスなし)メンバーはワントップにパトリック、トップ下には前節ゴールを決めた柴崎、その左右に柏とアンデルソンロペス。ボランチは青山、野上。最終ラインは右から丹羽、千葉、青山、高橋。
8月20日にあったJ3、ギラヴァンツ北九州とのトレーニングマッチ(広島県安芸高田市の吉田サッカー公園)でハットトリックを決フェリペ・シウはこのゲームではワントップの工藤の後ろなどに入っていた。
画像左に向かって攻めるビブス組のフェリペ・シウバ(画像中央)、その左はアンデルソンロペス、画像手前は丹羽、画像奥右端はヨンソン監督
ビブス組はここでは画像右に向かって攻める、ディフェンスラインを固める千葉(画像中央)と競る工藤(画像その右)、画像右奥は工藤の周囲を固めるネイサン・バーンズ
…ということで、おそらく大宮アルディージャ戦に向けて、スタメンは固定されそうな気配。また、セットプレーなどに重きを置いた練習などもなし。要するに「内容重視」でここまで5試合を戦ってきたヨンソン監督は前節までと同様、”直接対決”に秘策など使わず自然体で臨む模様…だ。
大宮アルディージャ戦に向けてのヨンソン監督の話
チームのムードはとてもいい。集中力も高い。いい形で試合に臨める。やってきたことを続けていっていこう!と、そこを選手には浸透させたい。攻撃的に行くことも必要、同時に後ろの守備、好守のバランスも必要。あまりに前掛かりになるのはやはりNGです!
練習のあと、円陣を組む、画像奥中央にヨンソン監督