トップ画像は第2クォーター、懸命に守る広島ドラゴンフライズ、ディフェンスからオフェンスへの流れをうまく作り、#3テレンス・ドリスドム、#13クリント・チャップマンのインサイドとアウトサイドの攻撃を展開
B2第14節GAME1 バンビシャス奈良戦(12月23日、広島県立みよし公園アリーナ)
広島ドラゴンフライズ83-74バンビシャス奈良
1Q:13-25
2Q:32-20
3Q:20-19
4Q:18-10
入場者数:1128人
マンオブザマッチ:#3テレンス・ドリスドム
シーズン成績:14勝11敗(B2西地区4位)
【スターター】
広島:#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也、#36仲摩匠平、#42ケビン・コッツァー
奈良:#6チリジ・ネパウエ、#13小松秀平、#15寺下太基、#22武田倫太郎、#24本多純平
前節、ライジングゼファー福岡を相手にディフェンスを固めて96-79のスコアで快勝した広島ドラゴンフライズ。それから中2日。三次市でレギュラーシーズン初めてのホームゲーム。広島県三次のみよし公園アリーナにB2西地区最下位に沈むバンビシャス奈良を迎えての土・日2連戦。
第1クォーター、広島ドラゴンフライズはバンビシャス奈良の巧みなパス回しに途中からリズムを崩して13-25、12点ビハインドで第2クォーターへ。
ここでオンザコートにテレンス・ドリスドムとクリント・チャップマン。
まずはテレンス・ドリスドムが素晴らしい身体能力をモロに発揮!あっという間に3度、ねじ込んで21-30となったところでバンビシャス奈良はたまらずタイムアウト。
しかしそのあと、今度はクリント・チャップマンの3Pが次々に決まってついに42-41と逆転。クリント・チャップマンはこの10分だけで6度3pを打って5度成功!
ほとんどメンバー交替せず、朝山正悟兼任HCもコートに立ち続けた第2クォーターで広島ドラゴンフライズはいい流れを作り、前半は45-45。
第3クォーターは広島ドラゴンフライズ20得点、バンビシャス奈良19得点…
最終クォーター、再びオンザコートに朝山正悟兼任HC、そしてテレンス・ドリスドムとクリント・チャップマン。
残り3分までバンビシャス奈良の攻撃を無得点に封じた広島ドラゴンフライズ、最終クォーターを18-10で制して83-74で絵に描いたような逆転勝ちを収めた。
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#3テレンス・ドリスドム19点
#13クリント・チャップマン18点
◆リバウンド
#13クリント・チャップマン7リバウンド
#42ケビン・コッツァー6リバウンド
#1村上駿斗5リバウンド
#3テレンス・ドリスドム 5リバウンド
◆アシスト
#3テレンス・ドリスドム5アシスト
バンビシャス奈良
◆得点
#15寺下太基20点
#6チリジ・ネパウエ19点
#23ジョシュア・ドラード15点
#13小松秀平11点
◆リバウンド
#6チリジ・ネパウエ9リバウンド
#2ゲイリー・ハミルトン7リバウンド
#15寺下太基7リバウンド
広島ドラゴンフライズ・朝山正悟兼任HC
今日は各クォーターの入り、特に1Qと3Qでふわっとした入りになり、2Qで取り返すことができた。全体として全員で戦えたと思う。特にリバウンドについて、意識をしていて今日も負けなかったし、チームとして徹底して出来た印象。失点がふくらんだのは奈良のネパウエ選手のミドルレンジが高確率で入り、そこはある程度OKということだった。後半は抑えられたと思うが、やられてはいけない場面でやられた場面もあった。
まずはディフェンスという部分、我慢を続けるということを徹底してやっていきたい。今日のゲームでは村上が非常にチームのために頑張ってくれたが、村上だけでなくバックアップメンバーがよく戦ってくれた。スターターを含めてチーム一丸として戦えている。
広島ドラゴンフライズ・村上駿斗
失点が多くなっていたので、ディフェンスでハッスルしようと思ってコートに入った。自分のマークマンからポイントゲッターにヘルプするという部分を特に強調したかった。オフェンスではパスの回りが遅かったので、パスを回してボールを多く預けようと思った。まだまだ自分は課題だらけだが、朝山HC、山田ACから練習・試合の中で多くアドバイスしてもらっていて、その期待に応えられるようなプレイを見せていきたい。
朝山正悟兼任HC、山田大治兼任ACと戦況を見守る村上駿斗(右端)
バンビシャス奈良・ジェリコ・パブリセビッチHC
前半はチャップマン選手に5/6とパーフェクトに3Pを決められて勢いに乗せてしまった。3Qは良いバスケットが出来たが終盤は悪い判断が出て4Qで上回れてしまった。PGの責任だと思う。若い選手が多いので仕方がない。4Qについてはオープンシュートは作れたが、そのシュートを決められなかった。バスケットは時にシンプルで、決めないといけない場面で決めないと勝てない。気持ちの部分をもっと強くもって戦い限界を超えるようなプレイを見せていきたい。
第4クォーター、ゴール下で相手のシュートを弾き出すブロックショットを決める#3テレンス・ドリスドム、中央に朝山正悟兼任HC、その右に山田大治兼任コーチという”構図”
マンオブザマッチもテレンス・ドリスドム
三次のファンとハイタッチして回る朝山正悟兼任HC