トップ画像は、大型映像装置に映し出される”宿敵”イゴール
2017-18Vプレミアリーグ男子、ファイナルラウンド第2戦・豊田合成トレフェルサ戦(2月17日・土曜日、福岡市民体育館)
ファイナルラウンドに入って、東京大会(大田)に続き、福岡大会になりました。JTにとっては、この福岡大会がキモになります。
1日目 vs合成(2位)
2日目 vsパナ(1位)
レギュラーラウンドでは勝てなかった2チームとの対戦です。ですが、両チームのエースに翳りが見えます。チャンスはあります。
消化試合数が食い違うため、どちらが上位なのか見えにくいファイナルラウンド。JTは、2試合目。合成は、3試合目。になります。
さあ!勝負!!結果は?
25-21
21-25
25-23
25-16
セットカウント3-1、ポイント3をGE Tしました!これは大きい!!やはり、第1セットを取れたのが大きかったですね。
スターティングメンバーは…
WS:山本将平、武智
MB:中島、小野寺
OP:エドガー
S:深津
L:井上航
失った第2セットは、井上航・唐川が交互に入ってたのと、久原を部分的に入れたこと。後は、地元福岡の金子選手がピンサで出たくらいのJTに対し、合成は、第1セットから、セッターを変え、WSを攻撃型から守備型に変えたり、と、方向性がグラグラ。比較して、JTは、ぶれなかったですね。
スタメンに武智を使ったのでちょっと驚きました。サントリー戦の第1セット以来出てないですから。
でも、さすがの、強心臓な新人(内定)です。今日はイゴールのサーブを果敢に取りにいってました。実に、上手く、相手からしたら嫌らしく、アタックも決めてましたし。
JTエドガーvs合成イゴールの、ガチンコ対決でしたね。サーブ単体で見ると明らかにイゴールの勝ち。ですが、連続でポイントして4-0スタートした第3セットもJTが取りましたから、いくらサーブがすごくても、繋いで、最後に決めた方が勝ち、っていうことです。
エドガーは、第4セットのサーブはレシーバー飛ばしてましたからね。どこで力出してるか、も大事です。アタックは、完全にエドガーの勝ち!
イゴールにマッチアップして目の前にエドガーが居て、気持ち良くアタックが決まることがなかったのが大きかったように思います。
お疲れなのか、深津のトスと合ってなくてズレていったのかわからないけど、今日は小野寺が目立たなかったですねぇ。
合成も小野寺を意識してたのかもしれない。
で、小野寺サーブ、中島が前衛に入った時にバンバン点がはいったりして。中島のアタック決定率が、8の8.100%という驚異的な数字になってました!
今日は、深津が大活躍でした。
サービスエース2本!(これは合成が守備が下手な高松を外して、2人体制でレセプションに入ってるせいもあります)第4セット、1vs1で決めたブロック2本!いやあ、すごかった!
完全分業制(ニガテなとこを外す)の合成と、出来る限りオールラウンダーを目指すJT。コンセプトの戦いじゃね、これは。
合成守りの要のリベロ、古賀兄が乱れ出す(ゲスレシーブ。他人の球を横取りしたり、ファインレシーブしたあとコートの中で長いこと倒れて居たり(JTのリベロ井上航なんかはレシーブしたら素早く反転して場所をスパイカー陣に明け渡してます)と、もう危機的ですね。
消化試合数に違いがあるので、順位が確定しませんが、現在、ポイント7のJT(のこり3試合)。パナソニックがポイント11と走っています(持ちポイント5ありますからね)。
合成8ポイント(残り2試合)東レ8ポイント(残り2試合)。十分に、次のラウンド「ファイナル3」に進む可能性が出てきました!
福岡大会2日目。パナ戦に勝って、次のステージに進みましょう!頑張れ!JTサンダーズ!
(ちゃこ)