漂流スタジアム…確かに…トップ画僧は基町高層アパート内、駐車場に続く通路、同アパートの老朽化は進む一方で、ここにも”漂流感”が漂う…
文春オンライン、プチ鹿島さんのコラムは安定してハイスコア、だと考える。
3月16日、午前にアップされた…
森友文書クライシス 今こそ「読売を熟読」すべき理由 新聞、それぞれの「正義」を読み比べる
…も秀逸だ。
文書オンライン
bunshun.jp/search/author/%E3%83%97%E3%83%81%E9%B9%BF%E5%B3%B6
このコラムでは、一塁側ホームと三塁側ビジター、両軍ベンチにそれぞれの新聞・メディアがいて、対峙している構図をこの読者に分かりやすく説いている。
ひろスタ!特命取材班は、自慢じゃないけども、旧市民球場時代も含めると、すでに1万回以上も広島市民球場(マツダスタジアム)に足を運んでいる。にもかかわらず、こんなスマートな例えは思いつかなかった。
ひろスポ!が3月14日に掲載した…
マツダスタジアム問題も、新サッカースタジアム問題も根っこはいっしょ!ひろスタ!特命取材班稼働
hirospo.com/pickup/45677.html
…の記事にも森友学園問題が出てくる。
そしてプチ鹿島さんがそこで指摘しているのと同じように、ホーム側にドッカリと居座る読売・産経…らと、ビジターでもエンドランや盗塁など足技で攻めまくる朝日・毎日(高校野球にかけているつもり…)の白熱戦について触れている。
ところで、プチ鹿島さんのコラムでは、独特の言い回しを使いながら、両軍ベンチではない立ち位置の日本経済新聞についても書き込んでいる。
…とここまで、きてやっと今回の要旨、である。
2018年3月16日付、日本経済新聞広島経済面では「広島・基町再生のゆくえ」(下)のコーナータイトルの連載において「漂流 スタジアム問題」「松井市長 問われる手腕」の見出しでサッカースタジアム建設候補地に関する検討状況について説明している。
広島市というスタジアムを考えた場合、ひろスポ!がホーム側、ビジター側どちらのベンチにいるかは、読者のみなさんにお任せするとして、少なくとも地元・中国新聞がビジター、というのは考えにくい。
そして、日経はやはり”広島市スタジアム”においてもここでもどちらのベンチにも入っていない。街作り、日本経済発展に寄与するために、広島のスタジアム問題がどうあるべきか、それをグラウンドより一段高い場所から俯瞰しているようにも思える。
それは、2017年2月8日付、同紙広島経済面に掲載された…
広島のスタジアム、必要な視点 間野義之さん 都市計画の位置づけ重要
の記事からも、うかがい知ることができる。
同記事
www.nikkei.com/article/DGKKZO12646520X00C17A2MLF000/
この記事では欧州、カナダなどの事例を紹介しながら、最後のところで「住民の合意形成のプロセスを整理しない」まま、建設候補地を広島みなと公園としたり、基町にもってこようとしたりする広島市の手法に疑問を投げかけている。
両軍ベンチからのヤジ合戦!?とは異なる、こうした声は貴重である。
「住民の合意形成のプロセスを整理しない」まま進めるとどうなるか?
ひろスポ!でも以前からそのことは言い続けてきたつもりだが…
次回もこの点を踏まえて話を続ける。
ひろスタ!特命取材班