サガン鳥栖戦に備えて話をする城福浩監督と青山敏弘(トップ画像)
サンフレッチェ広島は4月21日、午後2時から明治安田生命J1リーグ第9節のサガン鳥栖戦に臨む。エディオンスタジアム広島、午後2時キックオフ。
サンフレッチェ広島は開幕からJ1リーグ戦、YBCルヴァン・カップ戦計11試合で無敗を続けてきた。が、4月18日のYBCルヴァン・カップ、名古屋グランパス戦で先制しながらも1-2逆転負けを喫した。
相手がJ1リーグ戦、YBCルヴァン・カップ戦ともに、大苦戦していたにもかかわらず、である。
この1敗が城福サンフレッチェにどんな影響を及ぼすのか?プラスに働くのか、アリの一穴となり、そこから大きく揺さぶられるのか?
4月20日、サガン鳥栖戦に備えて最終調整を終えた青山敏弘キャプテンと城福浩監督は次のように話した。
青山敏弘キャプテンの話
(名古屋グランパス戦敗戦を受け)ゲーム展開をじっくり読みながらサッカーをやらないとダメだね。1-0で勝ってる時、1-1の時。その状況でどう戦うか。(サガン鳥栖戦では)そういう共通認識を持つこと、リーダーシップをとってやっていくことを意識したいですね。
城福浩監督の話
(サガン鳥栖は)非常にハードなプレーをしてくる、タフなゲームになると思います。その中で自分たちがタフなゲームを受けてやるのか、自分たちが仕掛けていくのか。あるいはゲームが落ち着いた時、どういうふうにボールを前に運んでいくんか。メリハリがすごく大事になります。(勝敗を左右するセットプレーでは)できればアドリブを出していきたい。
リーグ組、ルヴァン組を分けたわけではないのですけど、2チーム分に分かれて試合をしてきて、ルヴァン組の方は見とれてしまうような素晴らしい展開が多くて勝ってきました。リーグ組の方は本当に粘り強く泥臭く勝ち点を稼いできた。お互いが同じ山を目指して上っているのだけれども、少しだけ違う上り方をしてきた。リーグ組はリーグ組でルヴァン組のようなクオリティの高い攻撃をしたいと思い刺激を受けながらやってきました。
で、この前の名古屋戦は改めて我々が勝ち点3、1点の重みっていうのを思い知らされたゲームになりました。クオリティもだけど、やはり泥臭さ、粘り強さっていうところを自分たちがベースにしなきゃいけないと、それを全員が感じたゲームだったと思います。
だからこそ、いい刺激のし合いができているのであって、今度の(サガン鳥栖戦の)メンバーも含めてまた(J1リーグ戦が)5連戦あるので、どういうメンバーが出て行くかわかんないですけど、あの悔しい敗戦があったからまたチームが一段と強固になったというふうな、そういうきっかけにしたいなと思います。
サガン鳥栖戦は「リーグ組」の出番…で、みんなリラックス…