画像は熊本ヴォルターズとマスコット契約を結んでいるぼるたん、チームとともに震災復興を願いつつコートに立っている
B2第31節が4月12日、13日、14日に開催された。B2は最終節を残すのみ。東地区では群馬クレインサンダーズが2位につける仙台89ERSとの直接対決に連勝して地区優勝を決めた。中地区では信州ブレイブウォリアーズがすでに地区優勝を決めている。
西地区では首位を行く熊本ヴォルターズと1ゲーム差で逆転優勝を狙う島根スサノオマジックがともに連勝。決着は最終節に持ちこされた。
一方で、熊本ヴォルターズは13日、熊本市総合体育館西地区5位の香川ファイブアローズを88─81で下し42勝15敗とし、この時点でプレーオフ出場を決めた。
熊本ヴォルターズは前節、ワイルドカードによるプレーオフへのマジック2が点灯していたが、マジック対象のFイーグルス名古屋が敗れたためプレーオフ進出が確定した。熊本ヴォルターズのプレーオフ進出は2年連続。今節は「熊本地震復興マッチ」の2連戦だった。
島根スサノオマジックも14日、ホームでのシーズン最終戦で愛媛オレンジバイキングスを圧倒してプレーオフ進出を決めた。北川弘はこの日のツイッターに次のような感謝の言葉をアップした。
「今日は父の命日でした 何としてもplay-offの切符を手にしたかった チームのみんな、ファンの皆様が助けてくれました。 1番応援してくれてた父に今の姿もこれからの姿も見て欲しかった きっと今も1番近くにいてくれてると思います これからも僕らしく頑張りますね 本当にいつもありがとうございます。」
熊本、島根との3強の接戦を演じるはずだった広島ドラゴンフライズはアウェー戦でバンビシャス奈良に80-88、79-90のスコアで連敗した。この結果、得失点差が今季初めてマイナス(-2)になった。
広島ドラゴンフライズは4月19日、20日の最終節ではホームの広島サンプラザホールで地区優勝を懸けた熊本ヴォルターズと対戦する。
B2 第31節GAME1
広島ドラゴンフライズ 80-88バンビシャス奈良
1Q:21-20
2Q:22-22
3Q:13-20
4Q:24-26
会場:ならでんアリーナ
入場者数:1,465人
対戦成績:32勝25敗
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#3岡本飛竜、#4ターレル・ミラー、#9小澤智将、#24田中成也
奈良:#2ゲイリー・ハミルトン、#4ジェフリー・パーマー、#13小松秀平、#23横江豊、#24本多純平
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー 21点
#5佐藤優樹13点
#3岡本飛竜10点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー11リバウンド
#4ターレル・ミラー10リバウンド
◆アシスト
#13山田謙治5アシスト
バンビシャス奈良
◆得点
#4ジェフリー・パーマー28点
#2ゲイリー・ハミルトン14点
#24本多純平14点
#10種市幸祐点
◆リバウンド
#2ゲイリー・ハミルトン21リバウンド
◆アシスト
#2ゲイリー・ハミルトン6アシスト
#4ジェフリー・パーマー5アシスト
B.LEAGUE 第31節GAME2
広島ドラゴンフライズ 79-90 バンビシャス奈良
1Q:19-15
2Q:22-25
3Q:14-20
4Q:24-30
会場:ならでんアリーナ
入場者数:1,568人
対戦成績:32勝26敗
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#3岡本飛竜、#7坂本ジェイ、#9小澤智将、#24田中成也
奈良:#2ゲイリー・ハミルトン、#3前村雄大、#4ジェフリー・パーマー、#13小松秀平、#24本多純平
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#1村上駿斗14点
#4ターレル・ミラー14点
#0ジャマリ・トレイラー10点
#24田中成也10点
バンビシャス奈良
◆得点
#1樋口真斗23点
#2ゲイリー・ハミルトン18点
#4ジェフリー・パーマー16点
#24本多純平14点
◆リバウンド
#2ゲイリー・ハミルトン16リバウンド
◆アシスト
#2ゲイリー・ハミルトン7アシスト
#1樋口真斗6アシスト
#4ジェフリー・パーマー6アシスト