緒方監督、ついに野村前監督時代に逆戻りの10連敗、ちょうど1カ月前、監督会見拒否に警告を発したカープファンの不安が現実に…

2019年07月09日: 編集部

広島が交流戦明け、同リーグのＤｅＮＡ、ヤクルト、阪神、中日相手に引き分けひとつを挟み10連敗した。昨季の日本シリーズ敗退を糧にして日本一を目指すはずが、交流戦というサバイバルレースを経て、完全にチーム状態を狂わされたかっこう。

リーグ３連覇した２０１６、１７、１８年では考えられなかったことで、当時と今との一番の違いは誰でも分かることではあるが、新井貴浩、丸佳浩の二人がいるか、いないか。

二人が「スタビライザー」（安定装置）として機能することで、チームの揺れが最小限度に抑えられていたが、重石ふたつがなくなったことで、酷いガタガタ走行に…

前回の広島の10連敗は２０１１年５月２５日の西武戦（マツダスタジアム）から６月６日のソフトバンク戦（マツダスタジアム）にかけて。１０敗目のソフトバンク戦は２対17の大敗で語るも悲惨な状況だった。

この時は10連敗した時点で16勝22敗４分けの４位。今回はさらにゲームを消化して借金４の４位だから、その当時にタイムスリップしたようなもの？

”にわか”ではないカープファンは、その怪しげな空気を察知して、この場に様々な声を寄せてきた。

ちょうど１カ月前、緒方監督が６月８日のソフトバンク戦で会見を行わなかったことに対しても、警告の声を発していたが、残念ながらその不安はものの見事に的中したことになる。

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カープファン、緒方監督の会見拒否に危機感！「俯瞰的な目でゲームを振り返ることができなければ、いつまで経っても日本一にはなれない」（２０１９年６月９日掲載）

交流戦で広島が１勝４敗と出遅れた。しかしシーズン開幕当初からも苦戦を強いられ、最大８の借金を抱えながら今は首位を走っているのだから、昨季のセ・リーグチャンピオンの地力はすでに証明された、と言っていい。

ただ、今回は昨季のパ・リーグチャンピオン西武に１勝２敗と負け越したあと、昨秋の日本シリーズで１勝１分けのあと４連敗したソフトバンク相手に２連敗した。

「日本一」を目指すカープファンにとっては確かに耳の痛い話であり、加えて緒方監督が４月に続いて６月８日のソフトバンク戦で会見しなかったこともファンの目には大きなマイナス材料と映ったようだ。以下、６月７日、８日にファンから届いた「声」の一部を紹介する。

「就任5年目の監督に言うのも何ですが、会見拒否という行動には「思い返すのも腹立たしい。」という感情が伴っていると思われる。しかし思い返す作業なしには敗因・改善点の深掘りはできず、次に同じ課題・状況に直面したときに同じ結果に陥ってしまう。難易度の高い課題なら尚のこと。ファンサービス・記者との関係性の構築にマイナスになるだけではなく会見拒否が次の会見拒否につながっていることを直視し、一歩引いて俯瞰的な目でゲームを振り返ることができなければ、いつまで経っても日本一にはなれない。感情が先に立つのは性格であれば仕方がないからソコはムリに変えようとせず、敗戦は改善の宝庫と捉えれば怒りも少しは減じられるのではないですか？」

「ソフトバンク打線は粘って床田、ジョンソンに球数を投げさせましたね。一方カープ打線に粘りを感じず、昨日の千賀と今日の高橋は完投すら出来そうな球数。打てなければ粘って球数を増やさせる工夫をしないと。柳田も上林もいないソフトバンクにこれじゃ絶対勝てません」

「今年も絶対日本一になれないことは明白な交流戦の戦いぶりですね。もう交流戦、やめたらどうですかね。日本一への夢も見られませんから」

「力まかせに振るだけの一塁側と冷静にムリのないバッティングを繰り出す三塁側。カープベンチは無為無策を普段着と履き違えてる」

「なんの戦略もなくただ打たすだけに見えてしまうゲーム展開。こんなんだから日本シリーズになんの希望ももてない」

「まだ5戦目だが投打に探り探りのカープに対し、ライオンズもホークスも投打ともにしっかり対応のイメージができている印象。対戦成績が少ないんで事前の準備が重要だがソコに大きな差があるところが日本シリーズの結果につながっている。」

「とこたんは打率１割台の二人に四球連発したり、挙げ句のはてにタイムリー打たれたり、何をビビッているのでしょうか？改めてスタメン見ると、向こうはキータ、今宮、上林がいない、なのに中日をサンタテしてきたんですか？層の厚さを思いしらされますね。日本シリーズでまたなめられないように！今から戦いは始まっています」

「やはりSBは赤い帽子の球団より１枚も２枚も上手ですね。初顔の床田にもしっかり対応してくる。ファールで粘って球数を投げさせたりしている。赤い帽子の球団はそーゆー事が出来ない。グラシアルのホームランで今日も店じまいですな。こりゃ3タテくらいますよ」

「ザキ魔神、ゲームぶち壊し。出す方が悪い。１軍相手には、厳しくなってないか？球威がない上に、頼みのコントロールが…。ファームで調整してもいいのかも？」

「継投に疑問あり。なぜ、あそこで菊池投手？なぜ中崎投手？勝負どころで最近あまり信頼のない二人で致命的な失点。前日ブルペン休ませたから、勝ちパターンに近い継投して欲しかった。菊池投手のところは、一岡投手、中崎投手のところは、中村恭平投手でいくべきじゃなかったか？貯金はまだ二桁。焦る必要はないが、交流戦は、なんとか五分でいって欲しい。今の先発ローテを考えると、カードの頭をとらないと、勝ち越しがみえてこない。ホークスは強いが、何とかあと2つをとりにいって欲しい。交流戦の山場に違いないのだから…」

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