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2019年09月06日
編集部

鈴木誠也はトリプルスリー猛スパート…永川引退発表の広島、亜大出の九里と會澤で阪神に快勝、堂林スタメンへ

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鈴木誠也
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画像は鈴木(右)と會澤

 

9月6日 ○6-3 阪神、マツダスタジアム
通算65勝62敗3分け(首位・巨人まで4・5差、2位DeNAに2差の3位)
18時開始・2時間59分・3万1610人
相手先発 高橋遥4回8安打6失点
本塁打 會澤11号①

一番センター西川
二番セカンド菊池涼
三番ライト鈴木
四番レフト長野
五番キャッチャー會澤
六番サードメヒア
七番ファースト堂林
八番ショート三好
九番ピッチャー九里○(25試合8勝7敗)7回107球6安打3失点(自責1)
菊池保H
フランスアS(59試合6勝6敗10S)

永川の引退が発表されたこの日の先発は九里と高橋遥で3人とも亜細亜大学OB。お立ち台に上がった九里は「相手の先発は大学の後輩、負けたくなかった。先に点を与えたくなかった」。亜大トークへと持ち込もうとしたその意図も、インタビューに届くことは残念ながらなかった。普通なら「亜大と言えば永川さん…」だろう。

4位・阪神とのゲーム差2・5で迎えた”直接対決”初戦。二回に先制ソロを放った會澤が三回にもタイムリー。序盤で6対0と広島が完全に試合の主導権を握った。

この試合、勝敗とは別にチェックすべきことが2点。

二軍であまり変わり映えのしない成績だった堂林が突如として4カ月ぶりに出場登録され、スタメンに名を連ねた。

結果はニゴロ、チャンスで投ゴロ、遊ゴロ。俳諧の二死一、二塁では代打を送られた。引っ張った時、打球に角度がつかないそのウィークポイントはそのまま。左腕の高橋遥からレフトスタンドに一発叩き込むような打球があれば、首脳陣もファンもなにより堂林自身の気持ちがぜんぜん変わってくるのだろうが…

もう1点は鈴木の走塁。初回と七回、二度二盗失敗で長野は二度、打ち直しになった。

三回には一、三塁でラッキーな二盗を決めこれで23盗塁。鈴木は先のヤクルト3連戦でも3試合連続で盗塁を決めており、盗塁王も狙うのか?という勢いだ。

だが盗塁成功率100パーセント、33盗塁のヤクルト・山田哲にはさすがに勝てない。

鈴木はこの日を終えて打率・388はリーグトップ、26本里打はリーグ6位タイ、23盗塁はリーグ4位。

トリプルスリー2度の山田哲は打率・275で3割クリアは難しい。巨人・坂本勇は打率・308、34本塁打だが盗塁は5。トリプルスリーに一番近いのが鈴木、ということになる。(ひろスポ!・田辺一球)

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