画像は左手を開放してをバットのヘッドをぶつけにいく西川龍馬…
6月2日 ●5-7阪神、マツダスタジアム
通算33勝20敗1分け(2位の阪神に4差の首位)
13時30分開始・3時間33分・3万1847人
相手先発 ガルシア○5回3分の2、10安打5失点
本塁打 なし
一番センター野間
二番セカンド菊池涼
三番ファーストバティスタ
四番ライト鈴木
五番レフト西川
六番キャッチャー磯村
七番サード小窪
八番ショート田中
九番ピッチャーアドゥワ●(9試合2勝2敗)2回67球10安打7失点(自責7)
中村恭
九里
菊池保
中崎
交流戦前ラストゲーム。昨季、パ・リーグ勢を相手に7勝11敗と苦戦した広島とすれば”勝って弾みを…”としたかったところだが、先発のアドゥワが2回KOで目算が狂った。
広島の連勝は5でストップ。対阪神戦の連勝も6でストップ。
アドゥワは先発”昇格”からこの日が7戦目。阪神戦は3度目で、当然相手も研究してくる。
二回に打者12人の猛攻を受けて7点を失ったが、この回先頭の梅野にボールカウント0-2からの真っ直ぐをバックスクリーンに持っていかれたあとも、ことごとく真っ直ぐを痛打された。
低目にチェンジアップ、スライダーなどを配することで打たせて取るスタイルが崩れるとやはり苦しい。試合後、緒方監督は中継ぎ”降格”としたが、この日の投球内容からすると課題は多そうだ。
九回、2点ビハインドでマウンドに上がった中崎の交流戦も不透明感が漂う。リーグ3連覇の立役者は、今季、守護神としての役割をまっとうしきれないまま今に至っている。
この日も、先頭のマルテにレフトフェンス直撃のシングルを浴びると、自ら犠打エラーを犯し、その後も四球を与え、二塁に走られ…と無失点ながらバタバタだった。
5月に15度の二けた安打をマークした打線の方は活発で、7点を追いかける六回、阪神・先発のガルシアを打ち込み5点を返した。
その突破口となったのが西川。低目の球にバットのヘッドをうまくぶつけて左前に落とす、得意のロブショット…西川は5月出全試合でヒットを放ち、これで25試合連続ヒット。プロ野球記録はやはり広島OBの高橋慶彦の33試合。
開幕1、2戦で三番を任されたあと、長らく”持ち場”が決まらなかった西川が五番に固定されたのは5月12日。以来、17試合連続で五番を任され、その間のチームの成績は15勝2敗だから当然、交流戦でも四番・鈴木誠也のあとを打つそのバットがカギを握る。
なお、交流戦で広島は、西武、ソフトバンク、日本ハム、楽天の順に当たる。
交流戦前のパ・リーグの4強もこの顔ぶれでしかも首位・楽天、2位・日本ハム、3位・ソフトバンク、4位・西武…2位・阪神に4差をつけているとはいえ、息つく暇もない6連戦×3となりそうだ。(ひろスポ!・田辺一球)
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