フライガールズのみなさん(画像)
広島ドラゴンフライズの地元開幕戦が9月28日(土)、広島市西区の広島サンプラザホールで開催される。相手は2018-19シーズンのB2西地区王者、熊本ヴォルターズ。TIP-OFFは午後6時。29日(日)も、午後2時から熊本ヴォルターズ戦が行われる。
両日とも、ホーム開幕戦限定Tシャツが来場者にプレゼントされる。28日はサードデザインTシャツ、29日は公式Tシャツ。
29日の当日券販売は午後2時30分から、開場は午後3時30分。
Bリーグは誕生から今回で4シーズン目を迎える。
2015年8月、Bリーグスタートを前に、全クラブの階層分け(1、2、3部のどのカテゴリーに属するか)が発表され、1部でのスタートを強く希望していた広島ドラゴンフライズは15分の6の”確率”で参入できるはずだった1部から漏れて2部からのスタートとなった。地域性(全国的なクラブ分散状況)からすれば広島は優位な県だったが、主たるスポンサーの規模などクラブの経営基盤の脆弱さがネックとなった。
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チームは佐古賢一ヘッドコーチの下、その悔しさをバネにしてB2元年の2016-17シーズン、西地区優勝は島根スサノオマジックに譲ったものの最終戦に勝ってワイルドカードでのプレーオフ進出を決めた。この時、最終戦までワイルドカードを争った相手が熊本ヴォルターズ。ライバル関係はずっと続いている。
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B2元年でのB1昇格を目指した広島ドラゴンフライズはしかし、このあとプレーオフで島根スサノオマジックに破れ、さらに入れ替え戦でも力及ばず、B1昇格に失敗した。
実はこれが広島ドラゴンフライズが最もB1に近づいた瞬間であり、その後、2017-18シーズンはシーズン途中から朝山正悟キャプテンがヘッドコーチを務めることになり、西地区3位止まり、2018-19シーズンは開幕ダッシュに成功しながら失速して3位とプレーオフにさえ進めていない。
なお、2018-19シーズンの熊本ヴォルターズは45勝17敗で勝率・750。3位の広島ドラゴンフライズは32勝28敗で勝率・533。
同じくB2の3地区で最高勝率だったのが、中地区の信州ブレイブウォリアーズで48勝12敗、勝率はジャスト・800。
広島ドラゴンフライズは9月20日、21日にアウェーであった、その信州ブレイブウォリアーズ戦で77-85、81-77のスコアで”引き分け”た。
一方の熊本ヴォルターズはホームでの開幕戦を74-82のスコアで落とした。通常ではありえない。相手は入れ替え戦に勝ってB2に昇格した越谷アルファーズ。最終クォーターでひっくり返された。
GAME2は93-73で取り返した熊本ヴォルターズが気合い十分で乗り込んでくることは間違いない。
広島ドラゴンフライズは堀田剛司ヘッドコーチの下、12選手のうち6選手が新メンバーで、その中には司令塔としてチームの命運を握る古野拓巳がいる。
2018-19シーズンは熊本ヴォルターズの中心選手として広島ドラゴンフライズの前に立ちはだかった古野拓巳が古巣相手にどんなパフォーマンスを見せてくれるか?
見どころ満載の広島ドラゴンフライズの地元開幕ゲームの幕が上がる。
広島ドラゴンフライズのキーマン、古野拓巳(左)と朝山正悟