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2019年12月23日
編集部

学識経験者や専門家を巻き込みハナから大混乱の広島市、中央公園サッカースタジアム意見を聴く会と中央公園有識者会議はなぜ並行して進んでいるのか!?(3)

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基町
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トップ画像は解体前の基町県営アパート、「スターハウス」の形状もよくわかる、2017年9月に撮影した。

基町
解体された県営アパート群の向こうに今も残る市営アパート、その先が中央公園

12月22日付、中国新聞23面。

見出しに「基町住宅跡一部広場に」「広島市、国有地を暫定的開放」「本年度着工祭りやイベント想定」という記事が掲載された。

「広場に」なる場所は基町高層アパート群のすぐ東側、中央公園とは市営の中層アパート群を挟みすぐ北側。要するに新サッカースタジアム論議のなされている中央公園と一体的な位置にある。

不思議なことに、かつてここに並んでいた県営アパート群の解体はほとんどニュースにならなかった。ひっそり、こっそり?影も形もなくなった。

その県営アパート群は1950年代の終わりから1960年年代最初に建てられた。普通のマッチ箱(死語?)を立てたような形状のモノの以外に「スターハウス」と呼ばれる特殊な形状のアパートもあった。

スターハウスは全国各地に建てられたが、広島のソレは専門家から高く評価されるものだったという。

ひろスタ!特命取材班では当然、その”雄姿”を画像に残している。

それらが全部解体されたのは2017年度で、そのあとは広島得意の?!「跡地」になっている。

中央公園にサッカースタジアムを建設する案が基町住民に知らされて以降、再三、この「跡地」の利活用方法が取り沙汰されてきたので、今回の報道は規定路線と言える。

ただ、ここに記してきたようなことを、「中央公園サッカースタジアム意見を聴く会」の”最強”メンバーのみなさんがどこまで理解していたのか、甚だ疑問である。

「意見を聴く会」の第1回で各委員に配布された資料にはそういう類のものはなかった。主に予め行ったインターネットによる「新しいサッカースタジアム・公園に関するアンケート集計」の速報値のデータが「意見」集約のための資料となった。

アンケートでは当然、「スタジアムに望む機能」「中央公園広場で利用したい施設」「広場への交通手段」などの項目が並ぶ。

そうしたアンケートの途中集計結果や、ネットニュースなどに残るこれまでの経緯、あるいはそれぞれの専門家の”守備範囲”での独自の「傾向と対策」調べなどを元に、各委員が意見・提案を持ち寄り、それをまとめたものが「意見を聴く会」第2回(最終回)で配布された。

第2回の話し合いはA3用紙7枚のその資料によって進めれた。

その資料の中の学識経験者3名、経済・観光専門家3名の「まとめ」を以下、画像で紹介する。1枚の画像に上下段2名ずつで計6名。

サッカースタジアム

サッカースタジアム

サッカースタジアム

いずれも左から…
魅力あるサッカー場の機能・仕様など
スタジアムの多機能化
中央公園広場への導入機能・施設など
その他意見
…の4項目についてまとめてある。

一目瞭然だが、各委員とも「その他意見」(画像右端)でアクセス、回遊性の確保、周辺エリアとの連携や役割分担、広い範囲での統一性の確保や「柔軟な」発想について力説している。だから分量も多い。

赤線はひろスタ!特命取材班が引いた。そこが新スタジアム建設への「肝」だと判断したからだ。

ところが、委員から同時進行のもうひとつの会議「中央公園の今後の活用に係る有識者会議」について指摘された中村純広島市整備局長はこう回答した。

 

まさにご指摘いただいたように実は中央公園全体に関しましては別の委員会で、もう少し、サッカースタジアムの入る予定である中央公園アリアを含めて、球場跡地ですとかもっと広いエリアでの中央公園のありかた、についての議論というのは別の場でやってございます。

ただ、きょう皆様方にご意見を賜っていたようなサッカースタジアムがいかにあるべきか、を議論するのではなくて、もっと全体、広島市の中心部にあって、平和記念都市広島として、その中央公園はどういう関係を周辺と作っていきながら全体としてどういう役割を果たしていったらいいのか、あり方はどうなのかを議論している場でございまして、サッカースタジアムのコンテンツ、中身についてはほぼそちらでは議論しておりません。

こちらの会議がございますので、こちらで議論している内容をお互いにフィードバックして、というようなやり方を実はさしていただいておりまして、ちょっとそういう意味で、エリアがダブった形での会議がふたつあるように見えるのはご指摘のとおりでありますので、そこは冒頭にしっかりご説明しておればよかったのかと思いますが…

一部の委員の方は実は両方に来ていただいたりしてですね、ご意見をいただいているんですけども、そこは大変説明不足で申し訳なかったと思いますがそう言う意味ではこちらの場では、サッカースタジアムを中心に協議をする場ではあるんですけども、多機能化を求めたり、さらにさまざまな方に集まっていただいてこれから使っていただけるような形にどう工夫していったらいいか?その中で周辺とのかかわりもどうしていったらいいのか、逆に滲み出す部分もあるのですが、そこは同じ人間がけっきょくやっていたりする部分もありますので、混乱しないように整理していきたいと思います。

……

第2回で最初に疑義?を投げかけた委員への回答はずいぶん長いものになった。しかし長いから何が言いたいのか、がボヤけている。また委員へ謝罪しているようでもあり、そのあとすぐに取り繕っているようでもあり、言われた方は不信感しか募らないだろう。

中村局長の回答はけっきょく「サッカースタジアムを中心に協議」としながら「周辺とのかかわりもどうしていったらいいのか、逆に滲み出す部分もあるのですが、そこは同じ人間がけっきょくやっていたりする部分もありますので、混乱しないように整理していきたいと思います」と結んでいる。

そりゃそうだろう。WEBアンケートもそういう作りになっているし、各委員もそういう受け止め方で会議に出席している。誰もスタジアムだけ、とは思っていない。

なぜ浦和レッズが年間100万人も集めることができるようになったのか?

国際会議開催後進都市の広島に必要な連動は何か?

他のJリーグスタジアム以上のスタジアムは交通、バリアフリーなど街がどうあるべきか?

そういうことを熟知したスペシャリストに対しての、中村局長の回答はいったい何なのか。

「混乱しないように整理していきたいと思います」と言いながらも、もうすでに十分に混乱している。

ひろスタ!特命取材班

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