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2020年01月24日
編集部

B2王者へ広島ドラゴンフライズ呉市で香川ファイブアローズとの大一番、最大のライバル信州ブレイブウォリアーズに香川対策のヒントあり

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飛翔会 ケビン・コッツァー
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画像は広島ドラゴンフライズ時代のケビン・コッツァー

広島ドラゴンフライズは1月25日(土)26日(日)に呉市のシシンヨーオークアリーナで香川ファイブアローズと対戦する。(B2第19節)

1月25日(土)14:00試合開始→チケットはこちら
1月26日(日)13:30試合開始→チケットはこちら

広島ドラゴンフライズは前節を終えて28勝6敗、勝率・824で西地区首位をキープ。そこから5ゲーム差離されて2位の香川ファイブアローズ。こちらは23勝11敗、勝率・678。両者の対戦はシーズン初めて。

広島ドラゴンフライズは開幕から長らくB2の全18クラブで最高勝率の座をキープしていたが、前節GAME2(1月17日)で熊本ヴォルターズに70-75のスコアで敗れたため、とうとう前季のB2覇者、信州ブレイブウォリアーズに勝率で追いつかれた。

18クラブ最高勝率でレギュラーシーズンを終えると、B1昇格への最終関門であるプレーオフで全試合ホームで戦うことができる。

広島ドラゴンフライズは2019-20シーズン、年をまたいでホームでは15試合を消化して13勝2敗、勝率・867。ホームで2敗は全18クラブ中、最少だ。

呉市での2連戦となるが、当然、狙うは2連勝!

ただし、広島ドラゴンフライズにとって、香川ファイブアローズはやっかいな相手でもある。

広島ドラゴンフライズはここまで得失点差プラス312、香川ファイブアローズは同プラス105。ところが総得点は2907点とまったくの互角。この数字もまたB2最高だ。

香川ファイブアローズにはツボにはまると40点台をたたき出すテレンス・ウッドベリーがいる。B2得点ランキングトップの1試合平均32・7点をマークしている。

さらにかつて広島ドラゴンフライズに2017-18シーズンに所属していたケビン・コッツァーの平均リバウンド数14・4本もB2トップ。

広島ドラゴンフライズはここまでの戦いの中で相手のビッグマン、外国人センター、パワーフォワードに振り回された経験があり、当然、その対処をして臨む呉決戦となるのだが、そのせめぎ合いが注目される。

広島ドラゴンフライズのオフィシャルサイトには次のように記されている。

香川への勝利の鍵として、避けられないのはリーグ得点王、テレンス・ウッドベリーです。

【ウッドベリー選手成績】
1試合平均 32.7得点
フィールドゴール成功率 55.4%
スリーポイント成功率 42.4%
フリースロー成功率 85.8%

ひとことで言うと「どんな攻撃でもできる選手」です。インサイドにドリブルで切れ込めるからFG成功率が高く、ミドルシュートも得意。スリーポイント成功率も4割を超え、ファウルをすれば85%の確率でフリースローを沈められる。まさにスコアリングマシンです。しかも、平均出場時間が38分6秒ですので、ほぼ1試合にわたってずっとコートに立っている、というタイプの選手です。ボールを運ぶのも得意で、敵陣までボールを運ぶ役目もかなりの回数を担っています。

■コッツァー加入でより止めにくい選手に
敵陣へボールを運ぶウッドベリーは香川の攻撃の起点です。ウッドベリーからボールが動き出し、何人かを経由してフィニッシャーとして再びウッドベリーが出てきます。用意したプレーが相手の守備によって乱れれば、最後はウッドベリーが1対1を仕掛け、個で突破することもできます。
では、そんな選手をどうやって止めるのか。

一つのやり方は「ウッドベリー以外を徹底的に止める」ですが、それは平均16.0得点のケビン・コッツァーの存在があり、難しいです。

ウッドベリーの突破に頼っていた昨季まではそこにマークを集中すればある程度有効でした。しかし、インサイドでパスの経由地となり、得点も取れるコッツァーを得たことで、ボールの回るチームになり、ウッドベリーはますます止めにくい選手になりました。

■1/13信州戦がひとつのヒント。
ウッドベリー対策のヒントとなるのは1/13信州戦です。この日のウッドベリーは平均を大きく下回る19得点、32分出場。

なぜいつもより出場時間が少ないのか。ファウルはゼロですからファウルトラブルではありません。ウッドベリーのターンオーバー(TO)を今季最多の10本奪ったことが勝因でした。

信州はそのうち7本を前半に奪い、そのほとんどを得点につなげて前半を47-26の21点リードで終えます。10本目を奪った4Q残り7分23秒の時点で85-50。35点差となり、試合が決したためウッドベリーはコートから退いたのです。

■高い位置からプレッシャーをかけろ。
この日のウッドベリーのTOで目立ったのは、トップ・オブ・ザ・キー(リングから真正面にあるスリーポイントライン付近)近くから仕掛けるウッドベリーに対して、プレッシャーをかけていた守備。ボールを奪ったのはドリブルを狙ったもの、パスを狙ったものとそれぞれでしたが、ボールを運ぶウッドベリーはトップ・オブ・ザ・キーでボールを持つ場面が多く、そこからのドリブル、パスを徹底的に信州は狙いました。ある時はマッチアップする外国人選手が、ある時はその陰から日本人選手が、と言った何重もの網を引き、プレッシャーをかけ続けました。

もちろん香川もこの問題を認識し、対策を立ててくるでしょう。しかし、いずれにしろ自由に動き回らせず、ウッドベリーのリズムを奪うことが大事です。
ウッドベリーとマッチアップするのは#0ジャマリ・トレイラーもしくは#1トーマス・ケネディ。この2人がいかに周囲と連動してウッドベリーにプレッシャーをかけ続けられるかが、カギを握ります。
ぜひ、試合ではそのせめぎ合いに注目してくださいね!

今週は年に1度の呉開催!座席のレイアウトがサンプラザホールとやや違いますのでご注意くださいね!

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