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2020年09月26日
編集部

規定投球回数ギリギリ…森下新人王争いの行く手を阻むラミレス監督とDeNA打線のストレート狙い

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森下暢仁
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森下暢仁(画像)の行く手にDeNA打線の影

 

9月26日 ●5-3 DeNA マツダスタジアム
通算31勝43敗8分け(M25の巨人まで19差、5位ともに変わらず)
14時開始・3時間15 分、1万5160人
相手先発 濱口〇6回5安打2失点
本塁打 -
支配下登録 藤井黎來

 

一番センター野間
二番ショート田中広
三番レフト長野
四番ライト鈴木誠
五番ファースト松山
六番サード堂林
七番キャッチャー坂倉
八番セカンド菊池
九番ピッチャー森下●(13試合6勝3敗)7回115球11安打4失点(自責4)
菊池保
中村恭
一岡

 

巨人戸郷との新人王レース真っただ中の森下がDeNA打線につかまり7勝目ならず。7月31日の巨人戦(東京ドーム)以来の黒星となった。

戸郷はすでに7勝(4敗)を挙げているが、投球回数69回3分の2は規定に届いていない。防御率は2・97。27日の中日戦(東京ドーム)予告先発が発表されている。

森下はこれで6勝3敗、投球回数は85回3分の2となり、セ・リーグでは5人しかいない規定投球回数クリアの一人に名を連ねる。菅野(巨人)、西勇(阪神)、大野雄(中日)に続く第4位の防御率2・63。

 

この試合、六回で104球を投じていた森下は2点ビハインドの七回もマウンドに上がった。背番号18にチームの未来を託す佐々岡監督は、森下に勝てるチャンスを与えること、そして120回の規定投球回数クリアへ向けての支援は惜しまない。逆算すれば毎試合7回がノルマになる。

 

森下のプロデビュー戦は開幕第3戦の横浜スタジアム。曾澤とバッテリーを組み7回4安打無失点だった。

続いて7月9日のマツダスタジアムでの対戦では5回8安打2失点で負け投手。ただしこの時点で対戦防御率は1・50。

ところが9月4日、坂倉と組んでの3度目の対戦(マツダスタジアム)では三回に6安打を集中されてKO降板となった。梶谷、細川、ソトの一、二、三番にはいずれも真っすぐをヒットゾーンにはじき返されるなどして5失点。勝負球に使うチェンジアップもカットボールもカーブもファウルにされ、1イニングで45球も投げるハメになった。

ブルペンから調子がもうひとつだったというこの日の森下は、前回のこともあり疑心暗鬼になっていたのではないか。せっかく味方打線が2点を先制してくれたのに二回、先頭の宮崎にレフトスタンドに運ばれるとさらにその表情を硬くした。

四回には倉本に同点適時打されたあと二死二、三塁の場面でカーブを叩きつけた。タイムリー暴投で勝ち越し点。およそ森下らしくない姿をマウンドでさらけ出し、五回にはオースティンに右中間スタンドへ叩き込まれた。

宮崎、倉本、オースティン。いずれも150キロ前後の真っすぐを狙い打ちされた。デビュー以来、全投球の約50パーセトが真っすぐだから、そこを叩けば攻略できる。それがラミレス監督の森下対策だった。

3回KOも、この日浴びたホームラン2発も被安打11も森下にとってはすべてワースト記録。リベンジのラストチャンスは、新人王レース大詰めとなる10月23日からの横浜スタジアム3連戦。開幕第3戦以来となる敵地のマウンドでDeNA打線からの初白星を目指すことになる。(ひろスポ!・田辺一球)

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