画像は宇草のスイング
10月6日 △4-4(延長10回) 阪神 マツダスタジアム
通算36勝46敗9分け(M16の巨人まで19・5差の5位変わらず)
18時開始・4時間16分、1万5896人
相手先発 青柳6回6安打1失点
本塁打 大盛2号①
抹消 メヒア、島内(5日)
登録 宇草、藤井黎
一番レフト宇草
二番ショート田中広
三番ライト誠也
四番ファースト松山
五番キャッチャー坂倉
六番センター野間
七番サード林
八番セカンド曽根
九番ピッチャー九里7回115球5安打1失点
広島先発の九里は前回、完封勝利から中7日。バックのミスに足を引っ張られて失点したが青柳との1点を巡る投手戦で9つの三振を奪い試合を作った。
大瀬良もK・ジョンソンもいないローテの軸としての風格が漂う。やはり経験は大事だ。佐々岡監督のイメージする先発像が九里の中に広がりつつある。
一方、野手陣にはドラ2新人の宇草と二十歳の林が揃ってスタメンに名を連ねた。
宇草は青柳から五回に左越え二塁打を放ち、四球を選んだ七回には二盗を決めて拍手喝采だった。
林は2三振するなど4の0、不慣れなナイター照明の下でフライを落として初エラーを記録したがそれも、これも含めて経験だ。
そんな呑気なことを言ってられないのが野間だ。西川が一軍を離脱したのが8月の終わり。そのあと野間は3試合、一番で起用されたが思うような結果を出せなかった。
そのあと出番の回ってきたのが大盛。9月、一番を試されて月間打率3割超えをマークした。前の試合(4日)までも7試合連続で一番を打ち、この日は七回に代打で阪神二番手の桑原から2号ソロを放った。
対する野間の4打席は送りバント、技ありの左前打、遊飛、三飛。そして延長十回の一死二、三塁ではスアレスの快速球に負けない代打曾澤を送られてしまった。
仮にこの場面で大盛に打順が回ったとしたら首脳陣は曾澤を代打に送っただろうか?
二軍ではこの日のウエスタン・リーグで西川が戦列に復帰した。
なお、13連敗で酸欠状態だった広島二軍はそのあと5連勝をマーク。この日の中日戦(由宇練習場)は引き分けで、一軍の成績と完全にかぶっている。(ひろスポ!・田辺一球)