野村vs西勇輝は一方的な展開に…(画像はスタメンを記すスコアボード)
10月8日 ●1-9 阪神 マツダスタジアム
通算37勝47敗9分け(M14の巨人まで19・5差の5位)
18時1分開始・3時間7分、1万5616人
相手先発 西勇〇8回4安打1失点
本塁打 ―
一番センター宇草
二番セカンド菊池涼
三番ライト誠也
四番ファースト松山
五番キャッチャー曾澤
六番レフト長野
七番サード堂林
八番ショート上本
九番ピッチャー野村●(12試合6勝3敗)5回3分の0、103球11安打8失点(自責8)
一岡
藤井黎
中村恭
菊池保
広島の先発野村は初回、北條に2ランを打たれて先制されると五回には二死から内野安打をきっかけに死球絡みで失点。3試合ぶりに六回もマウンドに上がったがいきなりサンズ、ボーアに豪快な一発を許し、そのあと3連打でKOされた。
一方的な展開になり、広島打線の西勇攻略はますます難しくなった。
すでに今季”も”過去5戦すべてにクオリティスタートを許し、3勝をプレゼントしていたが、この日も八回に上本のショート後方に落ちる適時打で1点を返すのが精いっぱいだった。
スタメン一番でプロデビューを果たし、6打席連続出塁の勢いで西勇に挑んだルーキーの宇草の4打席は…
第1打席…その初球はわざとど真ん中に来たようで、この日、唯一打てるチャンスのある球だった。2球目のチェンジアップを見逃して、次のチェンジアップを空振り三振。
第2打席…初球ストライク。アウトローのスライダーだった。2球目も同じところにチェンジアップ。ひっかけてニゴロ。
第3打席…初球からスライダー、シュート、シュート、シュート。もちろん全部低目。空振り三振。
第4打席…1点取ったあとの二死二、三塁で回ってきたが、やはりアウトローへのチェンジアップが2球続き、当てただけの左飛。
ならば先輩たちが…と言いたいところだが全員が1度以上三振して合計で今季ワーストの12三振。なお、真っすぐ(高目)を空振りして三振したのは長野だけ。あとはシュート、スライダー、チェンジアップ…いったいどの球を打てばいいのか…(ひろスポ!・田辺一球)