画像はトーマス・ケネディ(右)、田渡凌(中央)、アイザイア・マーフィー(左)
広島ドラゴンフライズは11月17日、トーマス・ケネディ選手の日本への帰化許可申請が法務大臣により承認され日本国籍を取得したと発表した。トーマス・ケネディ選手は米国出身の33歳。2018-19シーズンは群馬クレインサンダーズでB2得点王とMVPに輝いた。2019-20シーズンから広島ドラゴンフライズで活躍中。
今後、手続きを行い年内にはリーグ登録区分が「外国籍選手」から「帰化選手」へと変更になる見込み。
2020-21シーズンの外国籍選手の扱いは登録は3名以内で各クォーター、延長とも二人ずつコートに立てる。帰化選手またはアジア特別枠選手は別途いずれか1名が試合にエントリーできる。
トーマス・ケネディ選手が帰化したことで、外国籍選手枠がひとつ空くため新戦力を補強することが可能になる。
トーマス・ケネディ選手コメント
日本国籍を取得できて、本当に嬉しいです。広島ドラゴンフライズのスタッフや日本語の先生、また多くの方々のサポートがなければ実現しなかっただろうと思います。皆さまのサポートのおかげでしっかりと勉強ができ、ゴールにたどり着くことができました。正式に日本国籍を取得できた嬉しさと同時に、広島での今後がとても楽しみです。時間はかかりましたが、皆さまのサポートには本当に感謝しています。
浦伸嘉代表取締役社長コメント
今回トーマス・ケネディ選手が帰化日本人として正式に承認されました。本人、家族は勿論のこと、今回の日本国籍取得へ向けて、多くの方々が関わっていただき、多くの努力を重ねていただいた結果だと感じております。関係者の皆さまにこの場をお借りして、深く御礼申し上げたいと思います。ケネディ選手の帰化承認により、外国籍選手をもう1名契約することが可能になりました。今季は当初からこの状況を想定して新外国籍選手の獲得交渉を行ってきましたが、現実的に獲得可能な状況になりましたので、できるだけ早期に獲得できるよう交渉を加速してまいります。