画像はフライガールズとモヒカンアビィ、島田体制となるBリーグとの関係が深まることが期待される
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)は6 月 10 日、臨時会員総会を開きチェアマン(代表理事 CEO)候補者となる理事に、島田慎二氏を決定したと発表した。
6月 16 日の理事会でチェアマンとしての決議 がなされる予定。
千葉ジェッツをBリーグナンバーワンクラブに育てた島田慎二氏は1970年新潟県生まれ。日本大学卒業後、1992年に株式会社マップインターナショナル(現・株式会社エイチアイエス)に入社。
1995年に退職後、法人向け海外旅行を扱う株式会社ウエストシップを設立、その後も海外出張専門の旅行を扱う会社やコンサルティング事業を展開する会社を設立。2012年より株式会社ジェッツインターナショナル代表取締役に就任し、特定非営利活動法人ドリームヴィレッジ理事長や一般社団法人日本トップリーグ連携機構 理事、Bリーグ理事を歴任。ツイッターでの発信力もすさまじく、Bリーグのさらなる展開が期待される。
大河チェアマン(右)からバトンを受ける島田理事、会見での様子から(B.LEAGUE提供)
島田理事コメント
大河チェアマンが開幕からここまでクラブと共に、誠心誠意進めてこられた想いや施策を引き継ぎながら、難 しい社会情勢の中でクラブ経営を守れるよう事業的観点、社会的観点のバランスを大切に、5 年目の Bリーグを発展させていきたいと思っています。 Bリーグ は、まだまだ 5 年目ですから、ベンチャーらしくアグレッシブに盛り上げていきます。 また、まだ先の見えない、何もないときから支えてくださっているパートナーの皆様、ファンの皆さまに感謝をし ながら、これからスポーツ界にとっても厳しい環境が続きますが、皆さまとともにサスティナブルな成長をとげ ていけたらと思います。
J リーグ 村井満チェアマンの関連コメント
はじめに日本のバスケット界を救うべくJリーグを離れて単身Bリーグに乗り込み、2つのリーグを統合する 難事業を乗り越え、短期間でBリーグを日本のメジャープロスポーツに育て上げた大河チェアマンに対し て、心から敬意を表したいと思います。 そして、新たにBリーグの舵取りをすることになる島田新チェアマンには、千葉ジェッツを多くの J クラブが ベンチマークとするまでに成長させた実績をもとに、Bリーグをより大きく、より魅力的な存在にするため に、強力なリーダーシップを発揮してくださることを、同じプロスポーツを預かる者として期待しております。 現在、新型コロナウイルスにより、我々もBリーグも様々な困難に直面していますが、情報や知見の共有 など、より強いリレーションシップを築きながら、ともに乗り越えていきましょう。
なお、千葉ジェッツは2019-20シーズンの集客数において5000人以上を記録したホームゲームが11回もありB1最多。2位はレバンガ北海道と川崎ブレイブサンダースで5回。
Bリーグスタートと同時に千葉ジェッツを指揮する大野篤史ヘッドコーチはBリーグの前身のNBLに新規参入した広島ドラゴンフライズの初代アシスタントコーチで、当時の佐古賢一ヘッドコーチとともに広島ドラゴンフライズの礎を築いた。
広島ドラゴンフライズの浦 伸嘉社長は島田氏について「仲良くさせていただいています」と語っている。
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