画像はエフピコアリーナふくやま
新型コロナウイルスクラスターが発生した広島ドラゴンフライズは1月1日午前にリリースをメディアに送信、その中で2日・3日に福山市のエフピコアリーナふくやまで予定される秋田ノーザンハピネッツ戦の実施を改めて発表し、チームスタッフ、フロントスタッフの新型コロナウイルス感染症の調査結果についても発表した。
広島ドラゴンフライズでは、広島市保健所の指導に基づいて、新型コロナウイルス感染症のチームスタッフ、フロントスタッフの陽性者発生に関連するすべてのPCR検査を完了し、保健所による濃厚接触者の調査を終えた。
クラブ内の陽性判定者はフロントスタッフ8名、チームスタッフ1名の合計9名で選手の陽性判定者はいない。
保健所の判断による濃厚接触者はフロントスタッフ5名、チームスタッフ2名の合計7名。
その他接触者はフロントスタッフ3名、選手1名、チームスタッフ1名の合計5名。
以上のことを踏まえて保健所の指導に基づいて濃厚接触者とその他の接触者を含むチームスタッフ、フロントスタッフにおいてPCR検査を行い、陰性判定を確認した。
また、検査に先んじて陽性判定者が最初に確認できた12月28日(月)以降、陽性判定者と接触のあった選手・チームスタッフおよびすべてのフロントスタッフと、チーム(接触疑いのない選手・チームスタッフ)に対する接触を遮断した。
フロントスタッフについては広島市での感染拡大を受けて12月14日(月)より業務グループを分けて分散出勤または自宅勤務としていた。そのうちの1グループと、一部自宅勤務が不可能な部署における常勤スタッフから陽性判定者が発生した。
このため保健所において、濃厚接触者およびその他の接触者の調査を進めると同時に、
フロントスタッフ全員のPCR検査を実施して31日までに全員の判定を終えた。
また、12月30日(水)にはクラブオフィスにおいて保健所による立ち入り検査ならびに、指導の下での消毒作業を済ませた。
こうした総合手的な対応を踏まえて秋田ノーザンハピネッツ戦(はエフピコアリーナふくやま)は、陽性判定者並びに濃厚接触者を除いた陰性判定者のみで運営を行い、予定通り開催する。広島県と福山市からも開催についての了解を得た。