画像はマツダスタジアムで調整する石原
6月20日 ●8-10 DeNA 東京ドーム
通算21勝33敗8分け
3位ヤクルトまで9・5差、首位阪神まで15・5差の5位
14時開始・3時間18分、4,959人(緊急事態宣言下)
相手先発 坂本4回3分の2、7安打4失点
本塁打 石原1号①
一番セカンド菊池涼
二番センター野間
三番ショート小園
四番ライト鈴木誠
五番サード林
六番ファースト坂倉
七番レフト中村奨
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー大道●(19試合2勝1敗)3回3分の2、71球6安打8失点(自責8)
高橋樹
コルニエル
島内
菊池保
バード
広島は九回、DeNA三嶋を攻め、相手の守りのミスにも乗じて打者8人で2点差まで詰め寄ったが、最語は走者ふたりを置いて代打羽月が二直に倒れた。
五回には石原にプロ1号ソロが出て、その裏のコルニエルが2016年の大谷翔平と並ぶ165キロの国内最速をマークしたメモリアルゲーム。
しかし先発した大道と2試合連続フル出場で合計21失点の石原にすれば悔しさが募る試合になっただろう。
二回まで球数21球で6者を封じた大道は三回、先頭の柴田に四球を与えると真っすぐのスピードがガクンと落ちた。そして前日の九回7得点で勢いづくDeNA打線の2巡目に3連打されたあと四番オースティンに満塁弾を許した。
大道は前回、プロ初先発でオリックス打線を初回だけで24球を要しながらも5回零封したがこの日は修正が効かないまま。四回にも連続四球などで二死満塁として二番伊藤光に左中間フェンス直撃の走者一掃二塁打を打たれた。
前日九回に飛び出した宮崎の満塁ホームランは1ボールからの2球目で、オースティンも1ストライクからの2球目、ついでに言えば六回に4番手の島内が佐野に打たれた2ランもやっぱり1ボールからの2球目だった。
2試合連発のオースティンらDeNA中軸を抑えるにはあとひと工夫、ふた工夫が必要。曾澤の長期離脱が懸念される中、2日続けてファーストからバッテリーの投球を見つめた坂倉、前日代打プロ1号を放ちこの日はスタメンレフトでグラウンドに立った中村奨にとっても学ぶことの多い2日間になった。(ひろスポ!・田辺一球)