トップ画像はU-15広島女子選抜
夏休み、8月6日と9日を語り告ぎ、広島から平和を発信する「HiFA(ハイファ)平和祈念2021」サッカーの4大会(公益財団法人 広島県サッカー協会など主催)のうちの3大会までが8月11日、無観客など様々なコロナ対策の中、無事終了した。
昨年はコロナ禍の影響で大会自体を中止せざるを得ない状況になった。様々な配慮で万全を期した今大会も、直前になって長崎県知事から「他県への移動及び他県から招聘しての事業及び大会をしないこと」の通達が発出されたため、U-15長崎県選抜に代わってサンフレッチェ広島ジュニアユースが、U-15女子長崎選抜に代わってU-16女子広島選抜が大会に参加した。
大会は8月7日、HiFA平和祈念2021Balcom BMW CUP PEACE MATCH(広島広域公園第一球技場など)でスタートした。セレモニーではピースマッチ発起人の松井一實広島市長があいさつ。また、地元中学生の田口結梨さんと的場康志郎さんが自分たちの思いを込めた平和宣言の中で「命が簡単に奪われた原子爆弾の悲劇を二度と起こさないために、1945年8月6日午前8時15分、8月9日午前11時2分の時を忘れてはならいのです」と大切なことを訴えた。
試合はサンフレッチェ広島ジュニアユースが2-0で広島県選抜U-15に勝利した。
続いて8月8日から11日まで、Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー(広島広域公園第一球技場)とBalcom BMW CUP 広島女子サッカーフェスタ(エディオンスタジアム広島)が開催された。
これらの大会ではいずれも試合のない日に広島平和記念公園を訪れて、現地のことを肌感覚で受け止める平和学習プログラムが組み込まれた。
試合結果は次のとおり。
Balcom BMW CUP 広島ユースサッカー
U-17日本代表 2-0 サガン鳥栖U-18
サンフレッチェ広島FCユース 6-0 広島県高校選抜U-18
U-17日本代表 2-0 広島県高校選抜U-18
サガン鳥栖U-18 1-0 サンフレッチェ広島FCユース
U-17日本代表 2-1 サンフレッチェ広島FCユース
サガン鳥栖U-18 3-1 広島県高校選抜U-18
※一部対戦は中国放送HPで閲覧できる
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順位
①U-17日本代表
②サガン鳥栖U-18
③サンフレッチェ広島FCユース
④広島県高校選抜U-18
U-17日本代表とサンフレッチェ広島FCユース熱戦の模様
U-17日本代表とサンフレッチェ広島FCユース熱戦の模様
U-15日本女子代表 の攻撃を止めにかかるU-15広島女子選抜
Balcom BMW CUP 広島女子サッカーフェスタ
U-16広島女子選抜 4-2 U-15広島女子選抜
U-15日本女子代表 1-1 U-15 INAC神戸テゾーロ
INAC神戸テゾーロ 2-0 U-15広島女子選抜
U-15日本女子代表 6―0 U-16広島女子選抜
INAC神戸テゾーロ 1-1 U-16広島女子選抜
U-15日本女子代表 11―2 U-15広島女子選抜
順位
①U-15日本女子代表
②INAC神戸テゾーロ
③U-16広島女子選抜
④U-15広島女子選抜
残る大会はひとつ。 U-12デンタルサッカーフェスタは8月21日(土)22日(日)、広島広域公園第一球技場などで開催予定。
公益財団法人 広島県サッカー協会 宗政潤一郎副会長兼専務理事の話
コロナ禍ということもあり、例年に比べて大きく計画変更して行うことになり、多大なご迷惑をお掛けしましたが、無事試合も平和学習も行うことが出来、意義のある大会になりました。関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
県外からお越し頂いた日本代表様、サガン鳥栖様、アイナック神戸様にも満足して頂いたようで、来年も是非来広したいと仰って頂きました。どのチームも素晴らしいチームで、広島県チームに取っては大変良い刺激になったと思います。
来年こそは、通常通りの大会が開催出来ますよう祈るばかりです。
今後共ご支援を宜しくお願い申し上げます。