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2021年08月14日
編集部

クオリティスタート10度の九里がサンズ、大山から計3発被弾でKO降板、広島の連勝5で止まる

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九里
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画像は九里(左)と大瀬良

 

 

8月14日  ●3-9 阪神 京セラドーム
通算31勝43敗10分け
3位ヤクルトまで11差の5位変わらず、首位阪神まで13・5差
18時開始・3時間19分、4,986人(緊急事態宣言下)
相手先発 二保〇5回3分の1、6安打3失点
本塁打 坂倉5号①、林5号①

 

一番センター野間
二番セカンド菊池涼
三番ショート小園
四番ライト鈴木誠
五番キャッチャー坂倉
六番サード林
七番ファースト松山
八番レフト西川
九番ピッチャー九里●(14試合7勝6敗)4回80球10安打7失点(自責5)
高橋樹
塹江
フランスア

 

デーゲームで中日に勝った巨人が0・5差に迫ってきた阪神。前日の3対9からの巻き返しを図り、9対3のスコア返しで首位をキープした。

広島は今季3度目となる2試合続けての打線固定も初回の坂倉先制適時打と、六回、二保からの坂倉、林の連続ソロによる3点に止まった。

広島の誤算は何と言っても九里。五輪インターバル前までの13試合で10度のクオリティスタート成功と7勝(5敗)という安定感とは裏腹の投球になった。

二回に2点を奪われ勝ち越されたが九里自身の二塁悪送球が失点に繋がった。ただし、セカンドベースカバーに入った小園のグラブをかすめており、一塁走者がロハスだったことを考えるとアウトにできた可能性がある。

九里はそこで踏み止まることができず、三回にはサンズに18号ソロを許すと四回にはサンズに2打席連続となる3ランを打たれ、さらに大山にも2者連続弾を運ばれた。

柵越えはスライダー、チェンジアップ、そしてシュート。まんべんなく打たれては今季2度目の4回降板も止む無しだった。

二軍戦で調整を続け、しかし内容的にはイマイチの塹江も七回、初球の147キロを大山にバックスクリーンに打ち込まれた。

エキシビションマッチ終盤、音無しで前夜は大瀬良にも封じられた阪神打線は締めて16安打。広島の連勝は5で止まった。(ひろスポ!・田辺一球)

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