画像は、かつてベンチで新井貴浩さんの”助言”に耳を傾けていたころの鈴木誠
9月8日 ●1-4 中日 マツダスタジアム
通算41勝53敗10分け
DeNAと同率5位に後退、3位ヤクルトまで10・5差変わらず、首位阪神まで14差
18時1分開始・2時間56分、9,466人(緊急事態宣言下)
相手先発 松葉〇6回6安打1失点
本塁打 鈴木誠25号①
一番センター野間
二番ショート小園
三番レフト西川
四番ライト鈴木誠
五番キャッチャー坂倉
六番ファースト堂林
七番セカンド菊池涼
八番サード林
九番ピッチャー玉村●(12試合2勝6敗)7回111球8安打3失点(自責3)
ケムナ
森浦
劇的サヨナラ勝ちから一夜。蓋を開けてみると、いきなり二回、先頭鈴木誠が5試合連続ホームラン!でも広島の得点はそれだけ。
逆に広島先発の玉村は五回の勝負どころで追いつかれ、七回、松葉の代打福田に勝ち越し2ランを許した。
昨季、二軍公式戦でもわずか1試合にしか投げていない玉村。(11月1日、ウエスタン・リーグ中日戦。打者6人に6連打され交代、コレだけ…)
それが今季は初登板からこの日でもう12試合目。そして中日戦は最多の4試合目。
こうなってくると相手打線も工夫に工夫を重ねてくる。
玉村の月別防御率は…
4月(1戦)7・20
5月(2戦)4・50
6月(3戦)2・50
7月(2戦)1・93
8月(2戦)4・50
9月(2戦)5・68
踏ん張りどころだ。
打つ方では坂倉もそう。劇弾とともに打率トップにたった翌日の内容は、タイミングを外しにかかる松葉の前に二ゴロ、三振、左飛。九回はR・マルティネスからスタンドが沸く打球を放ったが中飛止まりだった。連続ヒットは12試合でストップ。打率・327でこの日3の1のDeNAオースティンは・324、その差3厘。
だが坂倉の最大のライバルは実は鈴木誠ではないか?打率・313で3位をキープ。東京ドームで菅野からバックスクリーンに打ち込む前の時点では打率・292だった。11試合で10ホーマー、打率も2割1分上乗せした。
2019年、打率・335で首位打者の鈴木誠の底力、はどれほどか?
なお広島での連続本塁打記録は1987年のランスと2005年の新井貴浩の「6試合」でともに本塁打王になっている。
鈴木誠の“師匠”でもある新井貴浩の場合で見ると、この6連発、打球の方向が…
センター
センター
右中間
右中間
レフト
センター
…となっている。
鈴木誠も、6連発を狙うなら打球の方向は菅野打ちの時と一緒でセンター…だ。(ひろスポ!・田辺一球)