画像は、ともに「四番」を打てる鈴木誠と西川
10月6日 〇7―3中日 バンテリンドームナゴヤ
通算51勝65敗11分け
5位変わらず、4位中日まで0・5差、3位巨人まで10差、首位ヤクルトまで17・5差
18時開始・2時間53分、8,438人(愛知県厳重警戒措置下)
相手先発 松葉●6回7安打5失点
本塁打 ―
一番ライト宇草
二番ショート小園
三番ファースト堂林
四番センター西川
五番キャッチャー坂倉
六番セカンド菊池涼
七番サード林
八番レフト正隨
九番ピッチャー九里〇(21試合11勝7敗)6回88球8安打3失点(自責3)
森浦H
島内H
ケムナ
栗林S(45試合1敗29S)
広島打線が今季ここまで3勝を献上していた松葉を打ってチームの連敗を4で止めた。これでまた5位と4位の差は0・5。広島先発の九里は11勝目でリーグトップタイ。12試合連続セーブの栗林は30セーブに王手!
打線では3の3、打点1さらに2得点の坂倉が光った。今季9度目の猛打賞で、規程到達で打率トップ→打率・296に急降下→打率・311で4位キープ、というところまで戻した。
また下半身のコンディション不良が疑われ、3試合連続でベンチスタートとなった鈴木誠は九回、前日に続いての代打出場。ドラフト2位右腕、森のタイムリー暴投をその“顔”で誘発してけっきょく四球出歩き、打率・321のままトップを堅持した。
ところで鈴木誠不在のこの日の広島のスタメンに、年数と推定年俸を加えるとこうなる。
一番ライト宇草 2年目1100万円
二番ショート小園 3年目800万円
三番ファースト堂林 12年目3600万円
四番センター西川 6年目6300万円
五番キャッチャー坂倉 5年目1800万円
六番セカンド菊池涼 10年目3億円
七番サード林 3年目600万円
八番レフト正隨 3年目750万円
宇草、小園、坂倉、林、正隨優弥の5人でちょうど約5000万円。もちろん来季のトータルはアップするがそれでも知れている。ここでは多くは分析しないが、佐々岡監督ら首脳陣も大きな挑戦を続けている。
なお、これも余談だが中日のチーム本塁打数はリーグ最少の68本。広島のそれは第5位の107本で仮に鈴木誠の32本を減じたなら75本と打てない中日と同レベルまで”パワーダウン“する。(ひろスポ!・田辺一球)