画像はチャールズ・ジャクソンのフリースロー
広島ドラゴンフライズは10月17日、広島市西区の広島サンプラザホールでB1第3節のGAME2、三遠ネオフェニックス戦に臨み84-72のスコアで勝って通算成績を5勝1敗とした。ホームでは開幕4連勝!この日の観衆は入場制限下ではマックスの2,198人。
20クラブ中最下位に終わった2020-21シーズンは55試合を戦って9勝46敗だった。ネオ広島ドラゴンフライズは6試合を消化した時点でその半分以上、という勢いになった。
アイザイア・マーフィーをケガで欠く広島ドラゴンフライズはメンバーの総合力で勝負。GAME1は全10選手がコートに立ち76-67とディフェンスも冴えた。
この日は、昨季のチームメイト、田渡凌が相手のスタメンに名を連ねてきた第1クォーターを16-23で奪われた。第2クォーター、20-15で盛り返して36-38で第3クォーターへ入るとすぐに寺島良のカットインから38-38として残り6分あたりから徐々にリードを広げていった。第4クォーターはチャールズ・ジャクソンが持ち味を存分に発揮、辻直人のスリーポイントシュートも効果的なタイミングで2本決まり相手の反撃意欲を削ぎ落した。
辻直人はこの日チーム最多の28得点、寺嶋良も18得点。チャールズ・ジャクソンは14得点11リバウンドのダブルダブル。(この記事はのちほど加筆します)
B1第3節GAME2
広島ドラゴンフライズ 84-72 三遠ネオフェニックス
1Q:16-23
2Q:20-15
3Q:24-17
4Q:24-17
【スターター】
広島:寺嶋良、朝山正悟、辻直人、グレゴリー・エチェニケ、ニック・メイヨ
三遠:サーディ・ラベナ、ジャスティン・ノックス、松脇圭志、エリアス・ハリス、田渡凌
広島ドラゴンフライズ
◆得点
辻直人 28得点
寺嶋良 18得点
チャールズ・ジャクソン 14得点
◆リバウンド
チャールズ・ジャクソン 10リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 7リバウンド
ニック・メイヨ 4リバウンド
辻直人 4リバウンド
◆アシスト
寺嶋良 6アシスト
青木保憲 5アシスト
辻直人 2アシスト
船生誠也 2アシスト
チャールズ・ジャクソン 2アシスト
ニック・メイヨ 2アシスト
三遠ネオフェニックス
◆得点
エリアス・ハリス 19得点
ジャスティン・ノックス 15得点
サーディ・ラベナ 12得点
◆リバウンド
エリアス・ハリス 6リバウンド
ジャスティン・ノックス 4リバウンド
サーディ・ラベナ 2リバウンド
ロバート・カーター 2リバウンド
◆アシスト
津山尚大 5アシスト
松脇圭志 3アシスト
サーディ・ラベナ 2アシスト
田渡凌 2アシスト
山内盛久 2アシスト
カイル・ミリングHCの話
「連続しての試合で疲れていて、あまりエナジーが出ていない場面があった。良くはない試合だったが、最後まで戦い抜いてくれた。最後は勝つことがすべて。前半、ターンオーバーが多すぎた。ハーフタイムに、プレッシャーに負けず、自分たちのボールを保持することが一番重要だと伝えた。悪いゲーム内容にもかかわらず、勝てたことは良かった。後半からディフェンス・オフェンスともにリズムができていた。選手個人には、プレーの波をなくしていくように伝えている。京都戦へ向け、ボールを保持して運んでいくことを課題としてやっていきたい」
辻直人の話
「(今日の試合の振り返りを聞かれ)相手に簡単な点数を与えるようなターンオーバーをしてしまったことを反省しないといけない。相手のシュートがあまり決まらなかったことは、ホーム戦のアドバンテージのおかげ。前半の内容が良くなかっただけに、後半はシュートを決めたいと思っていた。チームのスペーシングなどミスが目立った。今後どういうプレーをするのか伸びしろだと思う。プレシーズンの時に比べれば、1〜2割良くなっている。相手のディフェンスへの対応力はチーム力につながる。これから経験を積んでいけば息が合っていくし、ターンオーバーも減っていくと思う」
チャールズ・ジャクソンの話
「(今日の試合の振り返りを聞かれ)ボールが手につかないゲームだった。その中で全員で戦い続けた結果、勝つことができた。ターンオーバーは改善していきたい。私の仕事はハードにプレーをし、みんなにエナジーを与えること。結果は後からついてくる。チームスポーツなので他の選手の活躍がうれしいし、貢献できれば自信がつく。メインゴールは勝利すること。個人がいい成績を残しても勝てないと意味がない。勝つことを目標としてやっていく。ブースターのエナジーが力になった」
三遠ネオフェニックス、ブラニスラフ・ヴィチェンティッチHCの話
「ゲームのアプローチは昨日より良かった。ディフェンス面では、かなりアグレッシブにプレーができ、特に前半はいい形だった。後半はアップダウンのある展開となり、その結果、差を縮めることができず負けてしまった。広島のターンオーバー24は、アグレッシブなディフェンスが効いていた証だが、一方、オフェンスでシューティングのパーセンテージに苦しんだ。この数字では勝つことは難しい」