画像は広陵の中井哲之監督
第137回秋季中国地区高校野球大会は10月31日、山口市の山口マツダ西京きずなスタジアムで広島県勢同士による決勝があり、広陵が広島商に7対0で勝って3年ぶり12度目の優勝を手にした。広島県勢同士の対決は30年ぶり。広陵は11月20日に開幕する第52回明治神宮大会に出場する。
広陵は初回、三番内海の2ランで先制。内海は2点を加えた三回と3点を加えた五回にも二塁打を放ち、いずれも四番真鍋の適時打につながった。秋季県大会で背番号1をつけた内海は185センチ、左投げ左打ち。大谷翔平のファンで自らも二刀流を実践する。
広陵は継投策の広島商投手陣から9安打を放ったが、二番松下2安打、内海3安打、真鍋2安打、六番瀬戸川内2安打。打点もクリーンアップ以下に集中した。
投げては前日の準決勝で五回途中まで3失点のエース森山が8回3分の0を5安打に抑えて野球巧者の広島商に反撃の糸口を与えなかった。
広島商は、8-7益田東(島根3位)、6-2鳥取商(鳥取1位)、9-6倉敷工(岡山1位)と打ち勝つ野球で勝ち上がってきただけに完封負けは今後の課題を浮き彫りにしたかっこう。
なお広陵の中井哲之監督は30年前にもチームを率いて広島商と決勝で対戦して“勝利監督”になっている。
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(2021年10月30日掲載)