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2021年11月05日
編集部

天皇杯終え、Bリーグ再開の広島ドラゴンフライズはどれぐらい強いのか?チーム発足当初から”コートに立つ”メディカルコンディショニングパートナー寛田司CEOに聞く

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広島ドラゴンフライズ
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    SRC

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

画像でニック・メイヨの指先をケアするのは広島ドラゴンフライズ誕生当初からチームを支える森田憲吾ヘッドトレーナー、画像右のアイザイア・マーフィーはホルダーで右腕を固定中、画像左端は帰化して広島に骨を埋める覚悟のトーマス・ケネディ

 

B12シーズン目の広島ドラゴンフライズは、第5節を終え、7勝2敗で西地区3位。第6節までのインターバルの間に天皇杯も戦った。

 

※第97回天皇杯…男子総数98チーム。2次ラウンドで都道府県の各ブロック代表9チームとB3リーグ15クラブが対戦、2次ラウンド突破の2チームとB1リーグの16クラブ(前年成績7位以下)さらにB2リーグ14クラブの計32チームでトーナメント戦を10月30日から11月1日までの日程で行った。そのあとの4次ラウンドでは、3次ラウンド突破4チームとB1リーグ4クラブ(前年成績3~6位クラブ)の計8チームでトーナメント戦を行い、その後満を持してB1リーグ前年成績1~2位の2クラブがセミファイナルで登場する。

 

広島ドラゴンフライズ、天皇杯3次ラウンド結果(会場は岸和田市総合体育館)

10月30日 〇80-75 仙台89ERS(B2)

10月31日 〇105-102(延長16-13)新潟アルビレックスBB(B1)

11月1日 ●67-69 信州ブレイブウォリアーズ(B1)

 

 

10月27日、B1第5節、アウェーの琉球ゴールデンキングス戦に54-84のスコアで完敗した広島ドラゴンフライズはそこから中3日で天皇杯3次ラウンドに臨んだ。B1昇格を狙う仙台89ERSはB2東地区2位につけており接戦となったが振り切った。この日、B3の長崎ヴェルカがB1のサンロッカーズ渋谷を破る波乱もあった。B2の香川ファイブアローズもB1の横浜ビー・コルセアーズに勝利した。

広島ドラゴンフライズは新潟アルビレックスBB戦もクロスゲームとなり延長に突入。その終了間際、寺嶋良が劇的な3ポイントシュートを沈めて決着をつけた。しかし、43-54から第4クォーターで猛反撃に転じた信州ブレイブウォリアーズ戦は一時逆転に成功したものの残り0:01で決勝点を許した。

 

Bリーグ再開、11月6日7日は福山で島根スサノオマジック戦

 

B1リーグ戦に再び戦いの場を移す広島ドラゴンフライズは第6節、エフピコアリーナふくやまに島根スサノオマジックを迎える。11月6日18時5分、7日13時5分TIP OFF。

開幕から6勝1敗とした第4節でクラブ史上初のBリーグ首位にも立った広島ドラゴンフライズはこの先、どんな戦いするのか?クラブ創設当初からチームをメディカル部門で支えてきた「飛翔会グループ」(広島ドラゴンフライズ2020-21シーズンのメディカルコンディショニングパートナー)の寛田司CEOに話を聞いた。(インタビューは11月2日)

……

 

-チームの様子がガラリと変わりましたね。

 

寛田 そうですね、グレゴリー・エチェニケ選手、トーマス・ケネディ選手、アイザイア・マーフィー選手、それに朝山正悟選手以外の7人は新戦力で、監督もコーチも入れ替わりました。柳川幹也選手は前のチームの時から特別指定選手の経験がありますので正確に言うと“新鮮力”は6人です。朝山選手が広島ドラゴンフライズの魂を引き継いで、それをみんなに伝えてくれています。あとは…クラブのスタート当初から現場にいる森田憲吾トレーナー(現ヘッドトレーナー)と私だけ、です。

 

-まずは天皇杯のことをお尋ねしたいのですが、日程的に厳し過ぎませんか?

 

寛田 今、広島ドラゴンフライズは故障者を抱えていますからね。マーフィー選手を怪我(右肩関節脱臼ならびに右肩関節前方関節唇損傷)で欠く中、天皇杯では10月半ばの第3節からはコンディションの戻った船生誠也選手や、柳川選手の出場タイムも増えて、みんなでよく戦いましたが信州戦はあと一歩でした。我々の立場からすれば、あの日程は当然“なんでこんな試合形式なんだ”って感じで、やはりケガのことなどを考えた場合、3日間の連戦は改善されるべき課題だと思っています。

 

それと天皇杯で感じたことは、B2、B3でもよいチームが複数、存在しているということです。Bリーグは2026年10月には今の方式とは異なる新リーグをスタートさせることが決まっています。その新リーグに参入するために、何としてもB1昇格を…という意気込みが伝わってきます。新リーグ参加の条件は高い競技力とともにアリーナの整備やスポンサー力も問われます。あの株式会社ジャパネットホールディングスがメーンスポンサーに名を連ねる長崎ヴェルカがB1のサンロッカーズ渋谷を破ったニュースは大きく報じられました。

 

-なるほど、広島ドラゴンフライズも仙台89ERSに苦戦しましたが、B3、B2勢も必死、ということですね。ところで、ここまでの広島ドラゴンフライズのリーグ戦結果や内容はいかがでしょうか?

 

寛田 組織的な力で相手をねじ伏せるような戦いはまだできていように思います。まだ新チームになっておよそ2カ月です。直近の信州戦、接戦になった理由はいくつかあるのでしょうけど、やはりまだチームが出来上がっていない。分かりやすく言えば細かい原則、それをひとりひとりが果たし切れていないと、そこを相手に突かれてしまいます。

 

その典型的な例が試合後の会見でもよく耳にする、ターンオーバーの多さです。B2時代でも経験しなかったくらいの数になっています。味方に届くはずのパスが届かなかったり、わずかでもタイミングがズレたりすると全体のバランスが崩れてよいディフェンス、オフェンスができません。そういうことが積み重なるとフラストレーションがたまってしまいます。そこを今、試合を消化しながら調整している段階と言えるでしょう。

 

-それでも前節までB1西地区3位の7勝2敗です。

 

寛田 チームの強化方針として、自らを律し、自ら動ける選手に広島に来てもらっています。そして個人の能力が非常に高い。ここまでは組織力の不足分を個々の能力でカバーしている状況です。でも、まだ千葉ジェッツ、アルバルク東京 、川崎ブレイブサンダース、宇都宮ブレックスのような東地区で優勝を争う強敵とは対戦していません。そんな中、広島ドラゴンフライズは前節、琉球ゴールデンキングスに54-85で敗れました。その点差が今の実力だと考えて、課題を改善していく必要があります。

 

琉球戦では辻直人選手がスリーポイントを1本も決めることができませんでした。強い相手はそのへんも徹底しています。「まだ細かいところが詰め切れてないし、消化不良だ」とか「まだ強いチームと胸を張れる状況じゃない」と試合後、辻選手がブースターやメディアに伝えてきたことからも分かるように、今ある課題と今のうちに向き合って地力を蓄えていかないと、この先、手ごわい相手とぶつかった時に対応しきれなくなります。

 

-週末からエフピコアリーナふくやまで島根スサノオマジック戦があります。

 

そういう意味では島根戦は良い試金石になるはずです。金丸晃輔選手と安藤誓哉選手、オーストラリア代表のニック・ケイ選手をメンバーに加えて、ホーム開幕戦では千葉ジェッツに100-94で勝利しました。金丸、安藤の両選手が抑えられると厳しいようですが、前節の京都ハンナリーズ戦は100-66の快勝でした。

 

京都ハンナリーズには広島ドラゴンフライズもすでに2勝していますが、全員で泥臭く走り、しぶといプレーを続けるチームです。ここまで2勝7敗で西地区10位ですが1点差負けが2度あります。その京都を叩いた島根ですからね。天皇杯3次ラウンドでは富山グラウジーズに敗れましたが、簡単には2勝させてくれないでしょう。

 

いずれにせよ、カイル・ミリングヘッドコーチの思い描くバスケに向けて個々の能力の高い選手たちがどれだけ早く融合していけるか。広島に骨を埋めるつもりでやってきた辻選手や私の大学の後輩に当たる寺島良選手(東海大出身)らが朝山選手にドラゴンフライズの魂を注入されつつ、周りとどんどんフィットしていき、外国籍選手やトーマス・ケネディ選手も持ち味を発揮してくれれば、B1上位チームと互角以上の戦いができる、とそう期待しています。

 

寛田 司
飛翔会グループCEO
医療法人社団飛翔会 理事長
~プロフィール~
日本整形外科学会認定医
日本リハビリテーション学会
臨床認定医
日本医師会認定健康スポーツ医
日本統合医療学会認定医
広島県医師会スポーツ医部会委員
広島県体育協会医科学委員
広島県サッカー協会医事委員長
広島県サッカー協会理事
元サンフレッチェ広島FC チームドクター
広島ドラゴンフライズ チームドクター
アンジュヴィオレ広島 チームドクター
寛田
ドクター席の寛田司氏

 

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