画像はマツダスタジアムで投げる小林
5月21日〇10-1中日 マツダスタジアム
通算45試合24勝19敗2分け、首位ヤクルトと2位巨人に1・5差の3位
14時開始・2時間59分、30,132人
相手先発 岡野●2回9安打9失点
本塁打 西川5号③、磯村1号②
一番センター野間
二番セカンド菊池涼
三番レフト西川
四番ファーストマクブルーム
五番サード坂倉
六番ショート小園
七番キャッチャー磯村
八番ライト中村健
九番ピッチャー森下〇(9試合4勝1敗)7回95球6安打無失点
小林
ケムナ
広島は前日の12安打11点に続く16安打10点の猛爆で先の東京ドーム3連敗のショックを払拭した。中日先発の岡野の出来が悪すぎたと言えばそれまでだが、森下に28日ぶりの白星がついたことはプラス材料だ。
ただ、交流戦を前にして課題も残る。
チーム打率・264、201得点は、ともにリーグトップだが、問題は投手陣。
先発は防御率3、4、5,7位に九里、森下、床田、大瀬良が名を連ね、あす投げるアンダーソンもいて、締めてクオリティスタート成功率70パーセント越えは驚異的…
一方で、ブルペン陣は抑えの栗林がいるものの、七回、八回を投げる顔ぶれが決まっていない。
よってこの日もわざわざ完封ペースの森下暢仁を下げて、開幕一軍メンバーに届きそうで届かなかった高卒2年目の小林を八回に”試投”させた。結果は2安打1四球1失点で合格点には届かず。
ちなみに、そのあとマツダスタジアムのマウンドに上がった”二刀流”根尾の”試運転”の方が球速、躍動感とも上手で満員のスタンドも沸いていた。
広島は打つ方でも一番が固定できていない、という弱点がある。前日に続いて今季2度目の一番を打った野手キャプテンの野間が4安打を気を吐いたが、コンスタントに結果を出す菊池、西川、マクブルーム、坂倉らに負けない働きができるかどうか、交流戦勝負となる。(ひろスポ!田辺一球)